(2)休校日にさせたいこととその準備とは?[インフルエンザ休校…家で何する?] 

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楽しみ・息抜きも用意しておく

室内にい続けることがイライラにつながりがちなお子さまにはとくに、勉強や宿題などの「やらなければならないこと」だけでなく「やりたいこと」「楽しそうでやってみたいこと」を用意することも必要です。単に娯楽を与えるという意味ではありません。ゲームをやらせたり、DVDやテレビを見せるということだけでなく、「楽しそうなお手伝いをさせる」「工作や料理などモノづくりに取り組む機会をつくる」ということです。アンケート回答のなかでもとくに目立ったのは「料理」。初めての体験づくしですし、つくり終わったら食べる楽しみもありますから、お子さまにとってはいい息抜きになるようですね。
そして悩ましいのが「ゲームの制限時間」「テレビやDVDなどの決まり」です。平常の日よりも少し長くとった、特別にしたという回答が見られました。しかし、最初にお子さまに「今はこういう特別な時なので、特別にOKだよ」ということを伝え、いつもの家庭のルールを変えたわけではなく、特別対応だということをしっかり伝えて約束すれば、ダラダラとゲームやテレビばかりということはないようです。朝食の時などに、「今日は、特別に○分やってもいいよ。ゲームをする時間をいつにするか、自分で考えてみてね」と自主性に任せて、様子をみてみましょう。

  • ●仕事があるお母さんは、子どもの過ごし方について、頭の中でイメトレしておくと慌てないと思う。こっそり見たがっている番組を録画しておいてあげると、やることがなくてつまらなそうな時に大喜びしてくれるし、お母さんの株アップです。
  • ●偶然ですが、少し前に面白そうなボードゲームを2つ購入していたので良かった。
  • ●狭いですが、ベランダにレジャーシートを敷いてお昼ごはんを食べました。折り紙などで作品を作りまくって、壁にはったり自分たちで工夫して遊んでいたので、折り紙や色画用紙などがあるといいかも。ずっとつきっきりではなく、 散らかってもある程度子どもたちに任せておき、好きなようにさせるのもいいと思う。お互いストレスがたまるので、学校閉鎖が決まった日、初めに「仲良くしようね。きょうだいげんかもほどほどに」と約束しました。
  • ●外出もできないし、時間はあるし、良い機会だと思って、溜めていた写真の整理をしました。娘自身のアルバムを、ページごとに自分で飾り付けをしたりと楽しんでいました。
  • ●うちはDSやWiiはあたえておらず、パソコンでのゲームのみ1日30分の約束で許可しているところを今回特別に1日一時間に増やしました。柔軟に対応すると子どもも納得してくれました。
  • ●DVDを借りて映画を見たり、普段は平日にはさせないゲームを許したり、子どもにサービスしてあきさせない分しっかり勉強もさせて、やるべき事とお楽しみを親がある程度設定。一緒に料理をしたり、親も楽しんで過ごすのがコツ。

さて、いかがでしょうか。「まだ休校・休園がない」という地域のかたも、まさかの時に備えて我が家ではどうするか、というシミュレーションをしてみることをお勧めします。いざという時に余裕をもって対応できますし、実はご紹介した内容は別段突然の休校・休園の時でなくとも長期休暇の時にも参考になるものばかりです。
ぜひ、ご家庭での休日の過ごし方にもお役立てください。

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