ひんやり爽やか 夏の涼しいおやつ【お菓子編】
- 離乳食・レシピ
お子さまのおうち時間が増える夏休み。
せっかくですから、自由時間を使ってさまざまな体験をさせてあげたいものです。
とはいえ、毎回外出したり、特別な材料を用意したりするのは負担が大きいと感じるかたも多いはず。
そこで、おうちのキッチンでお子さまと一緒につくることができる「夏の涼しいおやつレシピ」を2つご紹介します。
食体験を通じて、親子で楽しい夏の思い出づくりに挑戦してみましょう。
もちもち食感!コーヒー牛乳餅
最初にご紹介するのは、市販のコーヒー牛乳を使ったひんやり冷たいお餅レシピ。
片栗粉を使い、もちもちぷるんとした食感が楽しめるお餅風に仕上げました。
【材料】
・片栗粉 大さじ2
・砂糖 小さじ2
・きな粉 大さじ2
・コーヒー牛乳 100ml
(砂糖入りのものを使用)
【作り方】
1. 片栗粉に砂糖を入れ、泡だて器でざっと混ぜておく。
2. 片栗粉にコーヒー牛乳を3回に分けて入れる。片栗粉がダマにならないように、その都度よく混ぜる。
3. 600Wの電子レンジで30秒加熱し、泡だて器で混ぜる。同じ作業をもう一度繰り返す。
4. さらに600Wの電子レンジで50秒加熱し、ゴムベラでよく混ぜ合わせる。粘りが出てきます。
5. さらに30秒加熱し、よく混ぜる。ツヤが出て半透明に近い色の生地になります。
(600Wで30秒×2回、50秒×1回、30秒×1回 計4回電子レンジで加熱します)
6. きな粉を入れた容器に加熱した餅生地を入れ、きな粉をまぶす。
キッチンバサミで一口大に切り、さらにきな粉をまぶしたら冷蔵庫で10分冷やして完成です。
口に入れるとふわっと溶ける不思議なお餅。
おいしくつくるコツは、片栗粉をダマにならないように混ぜること。
片栗粉がボウルの底に固まらないように、手早く混ぜて加熱してください。
お餅のようにぷるぷる固まるのは、でんぷんの糊化(こか)によるもの。
でんぷんに水分を加え、加熱すると60度前後で水を吸って急激に膨らみはじめ、もちもちしたのり状に変化します。
糊化は炊いたごはんや焼きたてパンと同じ状態で、どちらもふっくら柔らかい食感が楽しめます。
加熱されたでんぷんの変化を目で見て観察しながら、「なぜこうなるのか?」をお子さまと一緒に話し合ってみてはいかがでしょうか?
ふんわりヨーグルト蒸しパン
次は、ホットケーキミックスとヨーグルトを使ったスッキリ爽やかな後味の蒸しパンレシピ。
材料3つ、電子レンジで加熱するだけでもちもちふわふわ食感が楽しめます。
【材料】
・ホットケーキミックス 150g
・砂糖 小さじ2
・プレーンヨーグルト 200ml
(・食用油 容器に塗る用 少量)
お好みでヨーグルトやジャムを追加。
使用したタッパーの大きさ【縦18cm×横12cm×高さ6cm】(耐熱)
大体同じくらいの大きさの容器か、マグカップなどでも代用できます。
生地が大きく膨らむので、容器に対して生地は6割程度にしてください。
【作り方】
1. タッパーにクッキングシートをしくか、食用油を薄く塗っておく。
使用するタッパーの大きさ【縦18cm×横12cm×高さ6cm】
2. ホットケーキミックスに砂糖を入れ、泡だて器でざっと混ぜておく。
3. プレーンヨーグルトを入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
4. タッパーに生地を移し、600Wの電子レンジで5分加熱する。
※マグカップなど別の容器に分ける場合の加熱時間
2つに生地を分ける→1つずつ600Wで3分加熱
3つに生地を分ける→1つずつ600Wで2分加熱
加熱後、生地がドロドロしているところがあれば、30秒ずつ追加で加熱してください。
5. タッパーから取り出し、冷蔵庫で10分ほど冷やしたら完成です。
真っ白でふわふわの蒸しパン。
ベーキングパウダーと酸性成分を含む食材を混ぜ合わせると二酸化炭素が発生して厚みのあるふっくらした生地になります。
卵を使わなくてもボリューム感のあるおやつができあがるので、おなかをすかせたお子さまにピッタリです。
お好みでヨーグルトやジャムを追加すると生地の優しい酸味が引き立ち、よりおいしく楽しんでいただけますよ。
まとめ & 実践 TIPS
今回は電子レンジで簡単につくることができる「夏の涼しいおやつレシピ」を2つご紹介しました。
おうちでお子さまと過ごす時間が増える夏休みは、家族のきずなを深める絶好のチャンス。
身近なものを使って手軽に楽しめるおやつづくりを通して、思い出深い夏休みをお過ごしください。
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