多忙な子どもが急増中?!塾に習い事…あなたの子どもは疲れてない?
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学校や幼稚園から帰ったら、習い事や塾に行く……。現代の子どもは、小さい頃から予定がいっぱいです。さて、そんな子どもたちに「ボーっとする時間」はあるのでしょうか? 実は、そのボーっとする時間が子どもの成長には大切なのです。
現代の子どもは疲れている……
現代はいろんな習い事があります。塾やスポーツだけでなく、音楽や絵画、英語、プログラミングなど……。学校や幼稚園・保育園から帰ってきたら習い事に行き、土日はまた違うところへ。毎日のように予定が入っている子どもは、いったいいつ休んでいるのでしょうか?
子どもだから、若いからといって、無限に動けるわけではありません。「疲れた」「忙しい」と大人びた発言をする子どももいますが、それはきっと本音。そういった発言がなくても、集中力がなくなったり、イライラしていたり、体調が悪かったりする子どももいます。あなたのお子さまは、そんなことはありませんか?
それは子どもがやりたいこと? 予定の詰め込み過ぎにご注意
「得意なことを見つけるためにいろんな習い事をさせたい」「受験のために塾に行かせたい」。予定を詰め込んでいる保護者のかたは、きっとお子さまの将来を思っているのでしょう。でもそれは、本当にお子さまがやりたいと望んでいることでしょうか? 予定が多すぎて学校生活に身が入らなかったり、体調を崩してしまったりしたら、本末転倒です。
もちろん、お子さまがやる気を持って取り組んでいるものであればよいでしょう。でも、保護者のかたの意向で始めたものであれば、見直してみることも大切。もしかすると、お子さまは辞めたいと思っているかもしれません。一度話し合って、その習い事は本当に必要なのかを考えましょう。
選択肢は、「辞める」か「辞めない」かだけではありません。時間を短くしたり、日数を減らしたり、数カ月だけお休みをしたりということもできます。一度離れてみて、気持ちを再確認してもよいでしょう。ぜひ、お子さまの声に耳を傾けてあげてください。
ボーっとする時間が脳を成長させる?!
勉強も習い事も、とにかく詰め込んでいけばよいと思ってはいませんか? 実はそうではありません。何もしていない時間、つまり「ボーっとする時間」も重要なのです。
何もしていない時間に、脳は活性化しています。頭の中を整理したり、記憶をたどったり……。そうすることで、ひらめきを生み出したりすることもできます。ボーっとする時間が、脳を成長させてくれているのですね。もちろん、何もしなければ体は休めることができます。
「ボーっとしていないで勉強しなさい」とつい言ってしまいますが、そこをちょっとこらえてみてください。その時間、お子さまの脳は成長しているはず。むしろ、ボーっとする時間ができたことで、今までよりもプラスの結果が出るかもしれません。
まとめ & 実践 TIPS
疲れやストレスの原因は、もちろん他にもあるかもしれません。でも、習い事を詰め込んでいるのであれば、それも原因の一つと考えられます。休む時間も必要。習い事は子どものためのものですから、子どもの気持ちを最優先してあげたいですね。
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