「つかまり立ち期」に気を付けることは? 最適なおもちゃや危険個所チェックも

  • 育児・子育て

1歳前後でつかまり立ちを始める赤ちゃんですが、チャレンジ期・マスター期ともに転倒リスクは高く、油断は禁物。そしていつでもどこでもつかまり立ちしてしまうために、保護者としてはマナーも含めてしっかりと「メリハリ」を伝えていきたい時期です。

今回は赤ちゃんの「つかまり立ちしたい!」を上手にサポートするための、声かけやおすすめおもちゃ、注意したい危険ポイントなどをご紹介します。

この記事のポイント

いつでもどこでもつかまり立ちしたい! けど?

つかまり立ち期の赤ちゃんは、視点が変わって違う風景を楽しめるのが嬉しいのか、とにかくつかまり立ちをするのがマイブーム。机や家具などちょうどよい高さのものを見つけては、手をかけてつかまり立ちするようになります。

素晴らしい成長の証なのでもちろん褒めてあげたいのですが、食事中はまた別の話。まだ会話はできなくても、「ご飯は座って食べようね」などの声かけをして、ルールやメリハリを伝えましょう。ここで注意したいのは、強引に座らせる必要はないこと。毎回きちんと伝えて、理解してもらうための働きかけをすることが大切です。

つかまり立ち期に最適な「おもちゃ」は?

つかまり立ち期になると、立ったまま遊べるおもちゃがあると便利になります。タイプとしては、
・自然につかまり立ちができる
・簡単に動きにくく、重さと安定感がある
ものがおすすめ。

家庭で準備するなら、おもちゃ付きのベビーゲートやテーブル型の知育トイなどが使いやすくてgoodです。手押し車も良いのですが、つかまり立ちから一歩が出始める頃になるといろんな場所に直進し、壁にぶつかったあとは保護者が方向転換をしてあげる必要が出てくることも。

テーブル型やベビーゲートなら伝い歩きしてもまたその場に戻ってくるので、子ども自身がつかまり立ち遊びを満足するまで続けやすいというメリットもあります。

つかまり立ち期に注意したい「危険」とは

つかまり立ち期に気を付けたいのは、転倒時に家具の角にぶつかる、後頭部を強打してしまう、などです。つかまり立ちの時期は家具へコーナーガードをつけたり、床にジョイントマットを敷いたりして危険な場所を減らしましょう。靴下も滑る原因となるので、屋内では履かせないのがベスト。

ただし転ぶと危険だからとあまり足元のクッション性を高くしてしまうと、逆に歩きづらくて転倒につながります。後ろへの転倒が気になる場合は、赤ちゃんが背負える「頭を直接強打しないためのリュック型クッション」などもあるので利用してみてもよいでしょう。

■背が高い家具・軽い家具は危険大!

脚付きで背の高い姿見鏡やキャスター付きのチェスト・引き出しも、こちら側に倒れてくるリスク大。鏡は割れたときのリスクがあり、プラスチック製の軽いチェストなどは引き出しにたくさん入っていても倒れやすいので、赤ちゃんがいる部屋には置かないのがベター。

■高いところに気になるものがあると登る可能性も

つかまり立ちを始めた赤ちゃんは、高い場所へと視線が移り始めます。今までまったく視界に入らなかったものにふいに気づき、つかまり立ちとハイハイを駆使して手に入れようとする可能性も。危険なものはもちろん、ビニール袋やヘアピンなども気軽に置かないように徹底しましょう。

そのほか、つかまり立ちしながら棒状のブロックやおもちゃをくわえているときは、転倒時にのどを突いてしまう危険もあります。大人が驚くような行動をするのが子ども。「まさか」とは思わず、いろんな危険を赤ちゃん目線でチェックしましょう。

まとめ & 実践 TIPS

つかまり立ち期を迎えた子どもは、すぐにいろんなことができるようになります。あまりの早さに保護者のリスク管理が追い付かないこともあるので、常に先を考えて予防&対処を。

できることが増えて嬉しい反面、配慮すべき点も増え少し大変になりますが、しっかりと成長をサポートしていってあげたいものですね。

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