初めての水浴びはどうやったらいい?赤ちゃんが水遊びを楽しめる上手な進め方

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夏の暑い時期、赤ちゃんにも水浴びをさせてあげたいですよね。でも、赤ちゃんの水遊びって何から始めたらいいのでしょう?水遊びが初めてのお子さんの場合、ちょっと不安ですよね。そんな方におすすめの、水遊びの進め方を紹介します。

この記事のポイント

「無理せずゆっくり」が最大のポイント

水遊びは楽しいですが、怖いものでもあります。顔に水がかかったり、誤って水を飲んでしまったりすれば、子どもが一気に水を嫌いになってしまう可能性も。特に、初めて水遊びをする赤ちゃんは注意が必要です。

大事なのは、「水は楽しいもの」と思えるようにしてあげること。怖くない程度の簡単な水遊びから、無理せずゆっくりと進めていきましょう。そうすればきっと、大きくなってからも水遊びを楽しめるようになります。

おもちゃも活用して!水遊びの上手な進め方

「無理せずゆっくり」といっても、具体的にはどうやって進めたらいいのでしょうか。そこでここでは、おすすめの遊び方をSTEPごとにご紹介します。進んだり戻ったりしても大丈夫です。お子さんのペースに合わせて進めていきましょう。

・【STEP1】はじめは触るだけでOK

まずは小さな桶やバケツに水を入れ、手で触って遊びましょう。水の量は少なくてOKです。顔にはかからないように気を付けて、水の感覚に慣れていきましょう。

浮かぶタイプのおもちゃを使うと、自然と手を伸ばすことができます。ボールや手作りのおもちゃでもいいでしょう。

・【STEP2】水の付いた手で顔や足を触ってみる

手で水を触れるようになったら、次のステップです。使うのは保護者のかたの指先。ほっぺにツンツンと水を付けて、お化粧ごっこをしてみましょう。足や腕にツンツンとしてあげてもいいです。嫌がったら無理せず、平気な場所だけ繰り返してあげてください。

「気持ちいいね」「可愛くなったよ」と声をかけてあげると、不安な気持ちも軽減されます。慣れてきたら、スポンジやタオルに水を含ませてツンツンとしてもいいでしょう。

・【STEP3】足を入れたり顔を洗ったりしてみる

手以外の場所でも慣れてきたら、いよいよ水に入ってみます。水の深さは1cmくらいでOKです。大きな桶やビニールプールがなければ、お風呂の浴槽を使ってもいいでしょう。お尻が付くと嫌がることがあるので、足だけでOKです。

また、顔を洗う遊びをしてみてもいいでしょう。指先だけでツンツンとしていたのを、手の平全部に変えてみます。まずは大人が見本を見せてあげるといいでしょう。はじめは、顎だけ、鼻先だけでも大丈夫です。ちょっとでも水を付けられたら、いっぱい褒めてあげてください。

・【STEP4】水鉄砲やおもちゃも使ってみよう

顔に水がつくことが平気になれば、ダイナミックな遊びに入っていっても大丈夫です。水鉄砲やシャワーなど、水が飛ぶおもちゃも使ってみましょう。嫌がらなければ顔にかけてもOKですが、目や耳に水が入らないように気をつけてください。

水を飲んでしまったりすると、恐怖心が後戻りしてしまうこともあります。もしそうなったら無理をせず、少し前のステップからもう一度やり直してみましょう。

冷たい水が苦手な子どもには温度調整をしてあげて

「お風呂は大丈夫だけど水遊びは苦手」というお子さんはいませんか?もしかすると、温度が原因かもしれません。水道から出したばかりの水は冷たいので、足や顔に付くとびっくりしてしまうことがあるからです。

そんなときは、水の温度を少しぬるめにしてあげましょう。お風呂のお湯よりもちょっとぬるいかなというくらいが目安です。屋外の場合は、遊ぶ時間よりも早めにプールや桶に水を入れておきましょう。太陽光で温まり、ちょうどいい温度になります。

まとめ & 実践 TIPS

水遊びはお風呂でもできます。洗面器に冷たい水を入れて触ってみたり、顔にツンツンと水をつけてあげたり……。毎日入るお風呂で少しずつ経験していけば、水に慣れるのも早くなるかもしれません。


でも、無理強いはしないでください。「楽しい」と思えることが、水遊びを好きになる一番のポイント。焦らずゆっくり、子どもと水遊びを楽しみましょう。

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