気を付けて!幼児の室内遊びに潜む危険ポイントをチェックしよう

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赤ちゃんの頃と比べて体力がつき行動範囲も広がった幼児との室内遊びには、赤ちゃんの頃とは違ったところに危険ポイントがあります。天気の悪い日や気温が高すぎる日には一日中室内遊びとなることもあるなかで、保護者はどのような点に注意するべきでしょうか。

この記事のポイント

家具の角など子どもの目線で危険な箇所がないか

子どもが走れる・飛べるようになったら特に気を付けたいのが、家具の角など鋭利なものが子どもにぶつかるところにないかどうか。小さい頃はテーブルの下も通り抜けられていたのに、ある日突然頭をぶつけるようになってしまうこともあります。
慣れている自宅でも、夢中になると子どもの視野が狭くなってしまうので注意して確認してあげましょう。家具の角に取り付けるカバーも多く販売されているため、それらを活用するのもよいですね。既にカバーを取り付けているという方も、もう一度取り付け箇所を確認しなおしてみましょう。

事故につながる物を子どもの手が届くところに置いていないか

子どもが手にして危険なものは、はさみ・ホチキスといった文房具だけではありません。誤飲の可能性がある風船やビニール袋などは、子どもの手に取れないところに置いておく必要があります。
「高いところに置いておけば大丈夫」と思っていても、自分でステップや椅子を運べるようになると、いつの間にか手が届いている…ということもあるので油断は禁物です。子どもが開けられない重い引き出しや蓋つきの収納にしまうとよいでしょう。

慣れた室内でも親の目が届く範囲で遊ばせよう

室内遊びをするときは「いつも生活している家のなかだから大丈夫」と過信しないようにしましょう。子どもが長時間遊んでいるうちに散らかした折り紙や、こぼしたお茶を拭いたあとなど、普段は安全に配慮できている空間にいつのまにか危険が生まれていることもあります。
子どもだけで遊ばせているときでも、目の届く範囲で見守り、適度な声がけをすることが大切です。

まとめ & 実践 TIPS

自宅での室内遊びは、慣れているからこそ子どもも動きが大きくなりがち。「子どものケガを防ぐ」「事故を防ぐ」という観点で、家のなかを改めて見直すことが必要です。
また、環境は子どもの成長に合わせた配慮をすることも大切。子どもの身長が伸びたと感じたときや、新しい動きができるようになったタイミングで、その度に室内の環境をチェックしてみてくださいね。


参考:教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン【事故防止のための取組み】~施設・事業者向け~
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/meeting/kyouiku_hoiku/pdf/guideline1.pdf

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