抱っこは何歳まで? スキンシップ卒業のタイミングはいつ?
いつまで抱っこを求めてきてくれるの?
親子のスキンシップの代表と言えるのが抱っこです。そこで、「お子さんが積極的に抱っこを求めてきたのは、何歳までですか?」という質問を、小中学生のお子さんを持つ保護者のかたに聞きました。
※全国の小学4年生~中学3年生のお子さんを持つ保護者のかたを対象に、2018年11 月にアンケートを実施。回答者数360人。
「積極的に抱っこを求めてきたのは何歳までですか?」という質問に対して、回答が多く集まったのは「5歳」「6歳」で合わせて360人中128人となり全体の約35%でした。「8歳以上」という回答では女の子のほうが多いという結果が目立ちます。一定以上の年齢になっても女の子のほうがスキンシップに抵抗が少ないと言えるかもしれません。
抱っこを卒業するタイミングは小学校入学前後の5~6歳頃が多いようです。その理由としては、「重くて抱っこできなくなったので自然と」(13歳・女子の保護者)という回答が目立ちました。同様に、下のお子さんの妊娠・出産に伴って抱っこが難しくなり、そのまま抱っこをしなくなるケースもありました。
また、「小学生になってからは、外では恥ずかしいからと求めてこないようになった」(10歳・女子の保護者)、「小学校に入ってからは周りを気にしてか、抱っこを求めてこなくなった」(12歳・男子の保護者)というように、心身の成長とともにお子さんが抱っこを恥ずかしがったり、嫌がったりする場合も多いようです。
さらにアンケート結果から見えてきたのは、自然と抱っこを卒業したあともスキンシップを求めるお子さんの様子です。
・「重いよ」と言ったら、抱っこより手をつないだり隣に座ったりという感じに成長したみたいだ(11歳・男子の保護者)
・だんだんと自分からは求めてこなくなった。ただ私が寝転んでいると上に乗ってきたりして、くっつきたい感じは残っている(10歳・男子の保護者)
抱っこで持ち上げるのは無理でも、ひざの上に座らせたり、ハグしてあげたりすることはできます。手が離せないときも、「10秒だけ」などと伝えて短い時間でも対応してあげるのがおすすめです。