子連れでの義実家滞在、家事はどのように手伝ったり参加すればいい?
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お正月は義実家に帰省し、何泊か滞在するというかたも多いのでは。夫婦だけだった頃は自分と夫のことだけ配慮し、義実家に迷惑がかからないように過ごすのも簡単だったかもしれません。しかし、子どもがいるとなると話は別。食事の支度を手伝うにも、子どもが小さければ思うようにキッチンに入ることもできないかもしれません。このような場合、家事はどのように手伝ったり参加すればいいのでしょうか?

食事の支度は可能な限りお手伝いを。子どもの年齢、状況に応じて行動を変える
小さな子どもがいるとキッチンに立って料理や片付けをするのは難しいことです。授乳のタイミングと重なってしまうこともありますし、リビングのほうで「ママ、あっちにいかないで」と泣き始めてしまうこともあるでしょう。
しかし、ここで大切なのは子どもがどんな状況であれ「お手伝いをする気持ちがある」ということ。義実家も家族であり、あなたは完全な「お客様」ではありません。それを理解していること、お手伝いをする気持ちを伝えることが、料理や片付けを任せることになる相手への礼儀に。一度は「お手伝いします」というように、義家族に声をかけましょう。
そのうえで難しそうな状況であれば、またひと言「すみません」、お手伝いをしなくてもいいと言ってくれるようであれば「ありがとうございます」と応えましょう。同じ空間にいる孫の状況は、義家族も理解しているはず。「してもらってあたりまえ」という態度でなければ、悪い印象を与えることはありません。
もちろん、子どもがご機嫌だったり、成長してある程度手が離れたりした時には、進んでお手伝いをしましょう。できないときもあるができるときはやる、というその場に応じた行動が必要です。
子どもの洗濯物についてはお願いしてみても
長期滞在となると、汚れた衣類も溜まってきます。できれば洗濯物は持ち帰ってからしたほうが家族間のトラブル(洗い方や干し方が違うことによる問題、衣類の損傷や紛失など)も起きないのですが、子どもの汚れ物はどんどん出てきてしまいます。持ってきた衣類が足りなくなってしまうこともあるかもしれません。
そこで、子どもの衣類については洗濯をさせてもらえるかどうか聞いてみましょう。「洗濯機と干す場所を借りてもよいか」と訊ねてそれに対し、「一緒に洗うから脱衣所に置いておいてね」といった答えが返ってきたら、甘えてしまってもいいのではないでしょうか。洗濯は家事の中でも労力のかかるものですので、最小限でお願いするようにしましょう。
食事や洗濯については、義実家への滞在の回数が増えるうちに「どの程度任せてもいいのか、どの程度遠慮すべきなのか」といったことも見えてきます。「前もそうだったから、今回も」と考えるのではなく、状況に応じてどうするのがベストなのかを判断していきましょう。
できればきちんと義家族ともコミュニケーションをとり、時には義両親の息子である夫の力も借りながら、宿泊する場合など「義両親としてはどうしてほしいのか」ということを確認できるといいですね。親密度に応じて、こちらの要望も伝えられれば、円滑に過すことができるのではないでしょうか。
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