パパの子育て参加に重要な「イクボス」とは?

子育てにもっと参加したくても、仕事との兼ね合いで、積極的に参加できないパパもいます。子育て中は、身近に理解のある「イクボス」がいてくれると心強いですね。

「イクボス」ってどういう意味?

少しずつ耳にすることも増えてきた「イクボス」という言葉。「イクボス」とは、子育てに積極的な男性「イクメン」に対応して作られた言葉で、主に男性従業員や部下が育児に積極的に関わることに理解のある経営者や上司のことです。

「イクメン」は増えている? 男性の育児参加の現状は?

厚生労働省の平成26年度雇用均等基本調査によると、男性の育児休業取得率は2.30%。男性が育児休業などの育児制度を利用することをよしとしない雰囲気の企業や上司は、残念ながらまだまだ多いのが現状です。また、「子育てにもっと協力したい」という気持ちがあっても、「時短勤務の取得は言い出しにくい」「残業なしでは退社しにくい」と感じているパパも少なくありません。

企業もノウハウを蓄積中。イクボスの浸透はこれからの課題!

近年、女性の社会進出や育児に対する考え方の変化などから、父親も子育てに参加できる働き方の実現が求められるようになってきています。仕事と育児を両立しやすい環境をつくるためには、経営者や管理職の意識改革が重要。企業間でイクボス育成のノウハウを共有したり、セミナーを行ったりと、環境整備に向けて動き出している企業も増えています。父親が仕事を気にすることなく子育てに参加できる時間が増えるよう、今後に期待しましょう。

女性が働くことは珍しくなくなってきていますが、「育児や家事は女性の仕事」という考え方がいまだ一般的。イクボスが増え、社会の構造が少しずつ変化することで、性別の区別なく、誰もが子育てと仕事を両立できる環境が整ってほしいですね。

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