健やかな成長に欠かせない早寝早起きの生活習慣がよい理由

生活習慣の変化により、現代では子どもであっても難しい早寝早起き。気をつけなければどんどん「夜型」になってしまいます。しかし、当然ながら早寝早起きのメリットは非常にたくさんあるもの。改めて早寝早起きの大切さを見直し、お子さまの健やかな健康のために「朝型」の生活を目指しましょう。


体の調子と心の調子を整える早寝早起き

 人の体はもともと、太陽と共に生活するようにできています。これは古代からの人間の生活が遺伝子レベルで残されているためです。同じ睡眠時間であっても、日中に睡眠を取るのと、夜間に睡眠を取るのとでは、まったく違うことも判明しています。では、早寝早起きの具体的なメリットを挙げてみます。

 

1.朝日を浴びることで「セロトニン」というホルモンが分泌される

セロトニンは、興奮を呼び起こすアドレナリンなどの脳内伝達物質の量をコントロールするホルモンの一種です。人の精神状態を安定させ、不足すればうつ病や不眠症などの原因にもなります。毎日朝日をしっかり浴びることにより、子どもも安定した精神状態・感情で過ごすことができます。

 

2.「メラトニン」の分泌が促進され、適度な時間に眠ることができる

朝早くに起きることで、適度な時間にメラトニンというホルモンの分泌が盛んになり、きちんとした時間に眠気がやってきます。メラトニンは太陽の光を浴びてから15時間前後にならなければ分泌されません。適切な時間に眠れることで、不眠症などのリスクも減ります。

 

3.朝ごはんをゆっくり、きちんと食べることができる

朝ごはんを食べることで、子どもたちの脳もしっかりと働き出します。当然、1時間目の授業の内容がきちんと頭に入りますし、給食前までの集中力もキープすることができます。さらに、朝食を食べて腸が刺激され、便秘を防ぐことができます。登校後の腹痛も減るでしょう。

 

 

どうすれば早寝早起きができる?

 では、子どもに早寝早起きの習慣をつけさせるには、どのようにしたらいいのでしょうか。

 

1.朝日をしっかり浴びるようにする

朝日を浴びることにより、体内時計が調整され、一日のリズムの始まりを整えることができます。できれば15分程度浴びるようにしましょう。可能であれば朝日が入る部屋で眠り、カーテンを開ければ朝日が入る状態がいいですね。まぶしいのはかわいそう…と思う必要はありません。

 

2.食欲がなくても朝ごはんは必ず食べる

食べ物を摂取することにより血行が促進され、体の中を目覚めさせることができます。少量でもいいので必ず朝食は摂りましょう。また、「噛んで食べる」ことでもメラトニンの分泌が促進されるため、ゼリーやドリンクなどではなく、食べやすいおにぎりや具の入ったお味噌汁などがおすすめです。

 

3.朝、決まった時間に起こし、お休みの日でも誤差は1時間程度に留める

早寝早起きを習慣づけるには、まず毎日決まった時間に起きる必要があります。土日だからといってのんびり寝すぎないようにしましょう。ただし、人は1時間程度であればその日のうちに体内時計の誤差を修正できると考えられています。お休みの日でも、1時間程度の寝坊に留めましょう。

 

どうしても起きられないようなら、まず上半身だけでも起き上がらせてみて。そうすれば、体が起きる時間なのだということを認識し目が覚めるはず。目覚まし時計や声がけだけでは難しい場合には、ぜひ試してみてください。

 

 

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