子どもの料理のお手伝い 専門家「保護者の時間と心に余裕がない時は手伝わせるべきではない」
子どもに「お手伝い」する習慣を身に付けてほしいと願う保護者は多いだろう。その内容で、特に多いのが「料理」に関するお手伝い。料理のお手伝いを通じて最低限の知識を身に付けてほしいと思う一方で、わざわざ手伝ってもらうより自分でやってしまった方が早いのも事実。そこでベネッセ教育情報サイトでは、料理研究家の上田淳子氏に、子どもに料理のお手伝いをさせる時のコツや、料理のお手伝いならではの良さについて伺った。
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「お手伝い」のうちでも、料理は保護者のかたの見守りが必要なため、保護者のかたが助かるようになるまでには時間がかかりますが、回数を重ねることで確実に上手になります。ただし、保護者に時間や心の余裕がない時には手伝わせるべきではないでしょう。小学校を卒業するくらいまでの子どもの料理のお手伝いは、保護者に時間と心の余裕がある時……むしろ時間がたくさんあって「お料理でもしようか」という時を選んですべきでしょう。
また、子どもの「お手伝い」には料理の他にもいろいろありますが、料理ならではのよさもあります。
料理は、食べたらなくなります。ですから「また作ることができる」「同じお手伝いができる」のです。そうして、どんどん繰り返し、時には失敗し、経験を積み、家族のためにお手伝いをした、という記憶を重ねることができます。これが子どもの成長にはとても大切なことです。ぜひ親子で料理をし、楽しい体験を積み重ねてください。
出典:一緒にお料理、お手伝い! 保護者へのメッセージ -ベネッセ教育情報サイト
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