ミシンで作る入園、入学アイテム別名入れのポイント
入園、入学時には新しいアイテムを用意するだけでなく、それぞれにお子さまの名前を入れる必要があります。直接ペンで名前を書き込むことができない布製のアイテムには、刺しゅうによる名入れが便利です。ミシンを使えば仕上がりがきれいですし、アイロン接着の布テープなどと違い、何度洗濯しても取れることがありません。
新生活に必要な布製アイテムとともに、それぞれの名入れのポイントを紹介します。まだ字が読めないお子さまには、名前にプラスしてお気に入りの動物やキャラクターなどをつけてあげるのもおすすめです。
【アイテム別に名入れのコツをご紹介】
・ハンカチ、ループつきタオル
余り布を端縫い(縁かがり)するだけで簡単に作れますし、ワッフル地やリネンガーゼなど素材にこだわれば、お子さまも喜ぶでしょう。
小さいアイテムなので、柄や模様にもよりますが名前は大きめに入れましょう。ループつきタオルの場合、ひと目でわかりやすいよう、ループ紐の根元に名前を入れるのもおすすめです。
・ポケットティッシュ入れ
こちらも小さめで非常に落としやすいアイテム。目立つように名入れで自分なりのアレンジを加えましょう。
・お弁当箱入れ、カトラリーケース、コップ入れ
気づかないうちにカトラリーを落としていた...ということが多いため、袋の口がギュッとしまるものや、ボタンでしっかりとめられるもの、フタがついているものなどがよいでしょう。
水にぬれることも想定して、できれば接着タイプの布テープなどよりも、刺しゅうの名入れがよさそうです。
・シューズ入れ、体操着袋
消臭剤やサシェ(におい袋)などが入るポケットをつけると便利です。紐が長いと床に引きずってしまうので要注意。持ち歩く機会が多く人目にふれやすいものなので、安全面を配慮して、名前は外から見えづらいところ(内側や底のマチ部分など)に小さめに入れましょう。
・レッスンバッグ(通園、通学バッグ)
これも外で持ち歩くものなので、名前は内側などに入れておくのがよいでしょう。ミシンに慣れてきたら、お子さまのバッグとおそろいの布で自分用のトートバッグなどを作ってもよいかもしれませんね。
・スモック
名札をつける場合も多いので、スモックの内側にタグをつけて、そこに名入れをするのがよさそうです。もし指定がない場合は、オリジナルの名札を作ってあげたりするとよいですね。
・防災頭巾
端を折り込んでたためば座布団にもなるタイプが、便利です。緊急時に名前をわかるようにしておくことは必須です。名入れは首まわりなどに大きくしておきましょう。また、名前と合わせて血液型や連絡先、アレルギーなどの情報を記入した布テープを縫いつけておくのも役立ちます。