入園、入学準備の必需品!賢いミシンの選び方

 お子さまの入園・入学といった新生活のスタートには、新しい持ち物が欠かせません。名入れやオリジナルグッズ制作のために、ミシンの準備をしようと考えている保護者のかたも多いでしょう。しかしミシンの種類は豊富で、どれがいいのかわからない、ということもあるのでは?自分に合ったミシンを探すにはどうすればいいか、選び方のポイントをご紹介します。

 


【家庭用ミシンの種類】

1.コンピューターミシン

 最近発売されているミシンの主流です。内蔵のコンピューターによって、糸調子(上糸と下糸の引っ張り合う強さを調節すること)や縫い目の調整などをすべて自動で行ってくれます。初心者でもボタンやタッチパネルを押すだけで、複雑な文字や模様などの刺しゅうが可能です。

 

2.電子ミシン

 コンピューターミシンがボタン1つで操作できるのに対し、電子ミシンでは縫い目の調整、模様選択などを、それぞれ手でダイヤルを回して行います。単純な「かがり縫い」や「模様縫い」などはできますが、複雑な刺しゅうはできません。

 

3.電動ミシン

 他の2タイプと異なり、フットコントローラーによって自分で細かく速度を調節できるのが利点です。ただし、高速にしないとパワーが上がらないので、厚地縫いはやや苦手。模様選択は電子ミシンと同様に手元のダイヤルで行い、ジグザグなど直線縫い以外もできます。

 

 

【ミシン選びのポイント】

 入園・入学では?グッズ作りに必要な機能は、主に"直線縫い"と、布端のほつれ止めのための"ジグザグ縫い"。まずはこれらが得意なミシンを選ぶのがいいでしょう。

 また、お子さまの名前やワンポイント刺しゅうなどを入れたいなら、コンピューターミシンがオススメ。刺しゅう機能に特化したものも多いです。いろいろな刺しゅうのデータがそろっており、操作も簡単で満足のいく仕上がりが望めるでしょう。パソコンと接続してオリジナル刺しゅうを作れるものもありますよ。

 

 初心者のかたなら、上糸、下糸の準備などが簡単にできるものを優先しましょう。操作ミスを教えてくれたり、トラブルを起こした場合にすぐミシンが停止したりする安全設計の機種もよさそうですね。

 

 

 迷ったときは一人で悩まず、販売店の人に相談するのもいいでしょう。お店で試し縫いをさせてもらい、実際に自分で動かしてみるのがベスト。取り扱いが簡単で、厚地や薄地でもスムーズに布を動かせるかどうかを確認してください。また、アフターサービスがしっかりしたお店を選ぶと安心です。

 

 

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