クリスマスプレゼントに迷っている方へ!おもちゃの選び方(0歳児編)
生まれて間もない0歳児にとって「遊び」は成長に欠かせないもの。おもちゃを買ってあげるなら、お子さまを笑顔いっぱいにさせるだけでなく、成長によいものを選んであげたいものです。0歳児の発達段階に合ったおもちゃ選びをご紹介します。
0歳児の発達段階
0歳児の発達段階は、特徴として、次の3つがポイントです。
【特徴1】生まれながらに探求心がある
お座りをして手伸ばしを始める頃にもなれば、探究活動がどんどん活発になります。見たり、聞いたり、触ったり、なめたりしながら、外の世界のことをちょっとずつ理解します。その探究心が成長に欠かせないものとなるでしょう。
【特徴2】月齢ごとに、できることが変わる
同じ0歳代でも、月齢ごとにできることが異なります。幅広い月齢表記のおもちゃだと、今の発達に合わないことが多くなり、視力や握力も発達段階で異なるので、喜ぶものもどんどん変わっていきます。
【特徴3】予測しづらい行動をとることも
体の発達に伴い、「なめる」「ひっぱる」など、予測しづらい行動が活発になる時期です。なんでも手にとって口に入れたりひっぱったりしますが、まだ力のコントロールは苦手なので、時にはおもちゃを乱暴に扱ってしまうこともあります。
以上の特徴を踏まえ、0歳のお子さまには、次のような遊びやおもちゃを選んであげましょう。
五感を刺激するおもちゃを選ぶ
赤ちゃんの探究心を満たすために、見たり、音を鳴らしたり、投げたり、触ったりと、五感をめいっぱい使える遊びを、バランスよく用意してあげることがポイントです。押す、ひっぱる、振るといった動きに合わせていろいろな反応をし、さまざまな手触りを体験することが、0歳児の探究心を刺激します。おうちの方の声も大切な「五感」への刺激となるので、遊びの最中はたくさん声をかけてあげましょう。
ステップアップする遊びを選ぶ
興味のあること、できることが月齢ごとに変わるので、遊び自体をステップアップさせてあげることがポイントです。絵本ならば、初めは見ているだけでも、ゆくゆくは触って楽しめるなど、だんだんとしかけに反応するようになっていきます。いろいろな素材が使われていたり、遊び方を変えられたりするおもちゃを選んであげられるとよいでしょう。
0歳の遊び方に合った素材・形・設計
お子さまの手のサイズにピッタリとあったもので、少しの力で遊べるものがおすすめです。また、言葉で言い聞かせることがまだまだ難しい時期だからこそ、安全性は大切にしたいところです。口の中に入れても安全か、のみ込んでしまわないか、角があったり割れたりしていないかなど、しっかりと見極めて選んであげましょう。