赤ちゃんのためにやっておきたい 1歳までのイベント・行事一覧
オギャーと生まれた赤ちゃんがお誕生日を迎えるまでの1年間は、一生のうちで一番成長するときです。
お宮参りなどの行事や定期健診、離乳食の準備など、日に日に成長していく赤ちゃんに合わせて、おうちのかたもやることがいっぱい! うれしくもあり、大忙しの1年といっていいでしょう。
1年間の代表的な行事は、お七夜(しちや)、お宮参り、お食い初め、ハーフバースデー、お誕生日。赤ちゃんの成長を喜ぶ節目の日ですから、簡単な形でもよいので、忘れずにお祝いしたいものですね。
行事・イベント
■0カ月
お七夜(しちや)
生まれた日から7日目の夜に、赤ちゃんに名前をつけ、お祝いをする習わし。現在は内々でお祝いすることが多いようです。
■1カ月
お宮参り
一般的には男の子は生後31日目、女の子は32日目に、地元の氏神さま(神社)にお参りをする行事。写真撮影や食事をすることも。
■3カ月
お食い初め
生後100〜120日目頃に、お祝い膳を食べさせるまねをする行事。地域ごとに風習が異なります。
■6カ月
ハーフバースデー
生後6カ月の節目に、成長をお祝いします。
■1歳
お誕生日
一生元気で食べ物に困らないようにとの願いを込めて、1歳のお誕生日に一升餅を背負わせて祝う風習もあります。
遊び
おうちの人が持っているおもちゃを目で追うだけだった赤ちゃん。赤ちゃんが喜ぶ遊びも、0カ月~1歳の間に大きく変わります。
おうちの人との遊びは赤ちゃんにとって大切なコミュニケーションです。赤ちゃんの成長に合わせて、遊びも変化させていきましょう。
■0〜1カ月
笑顏で語りかけ・スキンシップを。
■2〜3カ月
ベビーカーや抱っこでお散歩も。
■3〜5カ月
ものをしっかり握るのが上手になるので、つかむ遊びを。
首がしっかりしてきたら、少しずつ体を使った遊びも。
■6〜7カ月
おすわりがだんだん上手になってくるので、座って手を使う遊びも。
赤ちゃんのうちはご機嫌や時間帯によって反応が大きく変わります。一度試して反応が悪くても、タイミングを見てもう一度やってみましょう。
■8〜9カ月
はいはいで十分遊べる安全なスペースづくりを。
手指が器用になり、小さいものがつまめるようになります。誤飲などに注意しながら、薄い布などをつまむ遊びも。
■10カ月〜1歳
外遊びを積極的に。
安全対策
赤ちゃんの成長に合わせて、見直し&取り組みをしないといけないものに、安全対策があります。
生まれたばかりの赤ちゃんなら、ソファの上に寝かせてもソファから落ちることは、ほとんどありませんが、寝返りをしはじめたら、目を離すのは危険です。ゴロンと寝返りをすればソファから落ちてしまいます。
このように、必要な安全対策は成長段階とともに変わっていきます。
月齢別にやっておきたい安全対策を見ていきましょう。
■0〜1カ月
窒息防止に注意する。
鼻や口が塞がれてしまうと窒息する危険があります。ぬいぐるみ類を顔のまわりに置かないようにする、敷布団は柔らかすぎないものにする、掛け布団が顔にかからないようにする、などの点に気をつけましょう。
急病や事故に備えて、夜間救急などの体制を確認し、必要な連絡先をリストアップしておく。
■2〜3カ月
窒息、転落に注意する。
寝返りをしないうちから、少しずつ回転することがあります。ソファーなどから転落することもありますので注意してください。
■4カ月(寝返りができるようになってくる5カ月頃の前に)
ソファーや柵を開けたベビーベッドに寝かせたまま目を離さない。
誤飲事故のないよう、床の上など手の届く場所のチェックと対策をする。
■7カ月(はいはいが始まる8カ月頃の前に)
家の中の危険な場所のチェックと対策をする。
テーブルの上などの手の届く場所に物を置かない、頭を打ちそうな家具の角をガードする、指を入れがちなコンセントに蓋をする、ベランダに出られないようにしておくなど。
やけどに注意する。
アイロン、熱い飲み物の入ったカップなどを手の届く所に置かないようにしましょう。電気ポットや炊飯器の蒸気でやけどをする場合もあります。
■9カ月(つかまり立ちが始まる10カ月頃の前に)
家の中の扉・ドア・窓・階段などのチェックと対策をする。