【Q&A】中学受験の国語「得意な子」と「苦手な子」の特徴は? 苦手克服の勉強法と読解のコツ

中学入試で安定して点をとるには国語を苦手にしないことが重要。読解力は他の教科でも「問題文を間違えずに読む」ために必要だからです。国語が得意なお子さまの特徴や受験国語の勉強法についてお答えします。

この記事のポイント

国語が「得意な子」と「苦手な子」の特徴は?

国語が得意なお子さま多くは「読書好き」です。普段から多くの文章に触れているため知っている言葉も多く、大人同士の会話にも平気で入ってくる傾向があります。

【得意なお子さまの特徴】

・休み時間などに、よく読書をしている
・言葉をよく知っていて、大人との会話も楽しめる
・接続詞の意味や使い方が分かっている
・文章を読むのが速い

これに対して、国語が苦手なお子さまの場合、文章の音読で漢字をきちんと読めなかったり変なところで区切ったりしてしまうことがあります。言葉の知識が不足しているため、文章を読むのが嫌いになってしまうお子さまも多く見られます。

中学受験国語の特徴は?

中学受験国語には、物語文の読解・説明的文章の読解・漢字や語句の知識の3分野があります。

読解問題では、あまり身近ではない話題からの出題されることも。時事問題など文章を読む背景知識の量や、接続詞や指示語などを手がかりに論理的に文章を読む力が必要です。

漢字・語句の知識では、同じ部首の漢字や同義語・対義語を書く問題、慣用句や四字熟語で同じ意味のものを選ぶ問題など、多様な出題形式があります。

国語の苦手克服のための勉強法は?

国語の苦手克服のためには、基礎固め・要約作成と時事問題の知識強化の2つの観点で勉強を進めましょう。具体的な勉強法は以下を参考にしてみてください。

【基礎固め】(毎日行う)

・漢字の読み書き
・慣用句・四字熟語を覚える
・文章の音読
・ボキャブラリー強化

音読では、変なところで区切って読んでいないか注意してください。読めなかった文はノートに書き写して辞書で調べたり、主語・述語・接続詞・指示語を確認したりしましょう。

【要約作成と時事問題の知識強化】(週1~3回)

・子ども向けの新聞や本、新書などを読む(時事問題を知る・ボキャブラリー強化)
・本の1項目を選び、段落ごとに1文で要約を書く(読解力・記述力の強化)
・家族で意見交換する(さまざまな考え方・感じ方を知る)

意見交換の際は、「正しい答え」を押しつけないことが重要です。同じ問題でもさまざまな考え方があるため、「なぜ」に注目することを大切にしてください。

模試や入試での文章読解の鉄則は?

国語の試験問題を解く際の鉄則は、「設問から先に読む」と「選択問題は消去法」の2つです。

設問から先に読むのは、出題者が「何を読み取ってほしいか」を確認しておきたいから。出題者の意図に沿って課題文を読めば、効率よく答えを見つけられます。

選択問題では、本文と合致する選択肢を探すより、本文と合致しない選択肢を探すほうがラクです。「本文とは逆のこと」や「本文には書かれていないこと」が含まれていないかチェックしましょう。

説明文・論説文の読解のコツは?

説明的文章の読解が苦手なら、まずは接続詞の使い方を覚えましょう。段落や文同士の論理的関係をつかむのに重要だからです。

また、“重要な段落”と“ヒントになる段落”を見極める練習もしてください。

【重要な段落】

・問題提起が書かれている
・筆者の意見やその根拠が書かれている

【ヒントになる段落】

・具体例が書かれている
・筆者が反対する意見が書かれている

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