高校受験の志望校選び、絞り込みのポイントをプロが解説

高校受験の志望校選び、絞り込みのポイントをプロが解説日ごとに秋が深まり、高校受験を控える子どもたちにとっては、入試本番に向けて緊張感が増してくる頃ではないだろうか。今の時期には高校の合同説明会なども行われる。ベネッセ教育情報サイトでは、合同説明会やパンフレットを上手に活用した志望校選びについて、安田教育研究所の安田理氏に伺った。***2学期中盤にさしかかると、第1志望校は固まりつつあるけれど、併願校は決まっていないというお子さまが多いのではないでしょうか。できれば10月中に、第1志望校はもちろん、受験を考えている学校すべてに足を運び、候補を絞り込むことをおすすめします。11月末ごろから中学では三者面談が行われますが、この面談は「受かりそうな」受験校を話し合う場になりがち。その前に、お子さまご本人は「自分に合った学校」、保護者のかたは「我が子を伸ばしてくれそうな学校」との視点で、受験校を絞り込んでおく必要があるのです。特に公立高校が第1志望の場合、内申点等の条件だけで決めてしまいがちですが、公立でもそれぞれ異なる文化や特色があります。志望校を客観的に見るために、合同説明会に参加するのもよいでしょう。多くの都道府県では、公立高校も合同説明会を開催しています。併願校については、学校案内やパンフレットを見比べると、方針の違いやカラーがある程度は見えてきます。進学指導や施設の充実度など、その学校が何にいちばん力を入れているかを読み取ってください。資料を検討して候補を絞ったら、必ず学校見学や説明会に足を運びましょう。近年は大学合格実績が志願者数に影響するため、公立でも私立でも難関大学への進学指導には力を入れざるを得ません。難関大学を目指すのは意味のあることですが、保護者のかたは、高校は大学への通過点ではなく、お子さまが人格形成期を過ごす場だということを忘れないようにしましょう。大事なのは数字より教育の中身です。お子さまが青春時代を送るのにふさわしい場所かどうか、という観点を大切にしてください。

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