マンガ:受験生のココロにしみるのは? なう。 おぐらなおみの「受験なう。」~高3・大学受験編~

++受験生のココロにしみるのは? なう。++

春ですね。新学期ですね。

毎年4月には生まれ変わったような気がして、新生活に期待してしまいます。
ましてや今年ムスメは高3、名実ともに受験生です。
こうなったら、がんばってもらうしかありません。
いや、がんばってもらうっていうのとはちょっと違うな。
来年の自分に、後悔の気持ちを渡さないようにしてほしい。これにつきます。

こういう話をすると、決まってムスメは「はいはいはいはい」と、とびきりの速さで
右の耳から左の耳へと流していっているようですが、まあ元来母娘とはそういうものなんでしょう。
(しかし、そんなことでくじけるようなお母さんではありません。何度でも言うよ!)

さて、そんなムスメの耳に、そして心に「ぐっとくる言葉」があるそうで、
そのうちのひとつが「受験生に向けて言われている、強めのメッセージ」なんだそうです。
街を歩けば予備校のポスターから、テレビを見れば家庭教師のCMから、発せられている言葉。
今までは聞き流していた言葉が、妙にひっかかるのは、これぞ本物の受験生になったからだ!

……まあうちのムスメは単純であること、と苦笑してしまいそうですが、
受験のモチベーションが上がるなら、それはそれでありがたいことでございます。

「夢をかなえるのは自分自身!」 ←そのとおり!

「今の努力が将来の自分を作るのだ!」 ←まったくだ!

勉強するために机に向かうのは自分で、それは相当億劫(おっくう)なわけですけれども、
背中を押してくれる言葉があるならば、今はそれにすがりたい。
そんな感じに見受けられます。

受験生のココロに「しみる」言葉を私も準備して、ムスメがくじけたときにそっと伝えてみたい。
もちろん、とびきりおいしいものと一緒に渡せば効果はさらに倍!
コンビニの新製品パトロールにも余念なく!

そんな決心をした、「受験生の母」の新学期でございます。

プロフィール


おぐらなおみ

漫画家&イラストレーター。長女(25歳)長男(19歳)のベテランママン。急に汗をかく、突然ドキドキするなどの更年期症状と付き合っています。趣味は散歩というか道草。知らない路地をガンガン歩いてよく迷子になる。東京在住。
著書に『働きママン(シリーズ続刊あり)』『私の穴がうまらない』など多数。
Twitter @ogura_naomi

子育て・教育Q&A