「部活と勉強」どうしたら両立できる? 先輩ファミリーに聞く、部活のメリット・デメリット

高校生活で大きなウエイトを占めているのが「部活」です。とはいえ、保護者としては、思う存分部活に励んでほしいと思う一方で「勉強は大丈夫なのかしら」との心配も募るところ。
ことに大学受験を意識すると、「部活をやめるのか、続けるのか」が大問題となることもあるようです。そこで今回は、先輩保護者の体験談から大学受験を意識したときの部活のメリット・デメリットを探ってみました。

部活はメリット?デメリット? 先輩保護者のホンネを探る

子どもが高校を卒業した今だからこそ言える、「部活のメリット・デメリット」。先輩保護者の体験談の中から、まずは「デメリット」を感じたご家庭の声をご紹介します。

・デメリット

1.「引退時期が決まらずダラダラしてしまい、現役合格を逃した」
高3の夏休みまで試合続きでした。勝てばうれしいだろうけれど、それだけ引退が遅くなるため、保護者としてはビミョウな日々でした。部活で体力をつけた!?という点においては良かったのかもしれません。が、結局、娘は現役で合格できませんでした。
(神奈川県/T・S/女性保護者・50歳)

2.「勉強時間が足りなくなった」
数学が苦手だった息子。結局私立大に進学することになりましたが、部活の時間分、勉強をしておけば国立大に行けたような気がします。塾に通わせる時間もありませんでした。
(福岡県/M・M/女性保護者・53歳)

3.「部活に本気を出しすぎて、子どもも保護者も引退後の切り替えが難しかった」
同じスポーツを12年やっていたので、子どもはインターハイ出場を本気でめざしていました。部活も7月末で燃え尽き、それからしばらく親子ともども放心状態、受験モードに入るのがすごく遅れました。もっと早く学校推薦型選抜や総合型選抜のことを調べておけばと思いました。
(宮崎県/K・H/女性保護者・43歳)

部活に「デメリット」を感じたご家庭からはリアルな声が集まりました。「まさにそれが心配なところ…」という現役世代も多いかもしれませんね。
一方で、部活に「メリット」を感じたご家庭の声からは、部活で得られる5つの「メリット」が見えてきました。体験談と一緒にご紹介します。

メリット

1.「部活をしていた方がかえって勉強の効率があがる」
受験生だからずぅ~っと勉強漬けの日々やそのことばかりに一心不乱でいろ、と言う方がおかしいし、心も体も不健康だと思います。わが家の場合、勉強とは違うジャンルにも一日の時間を割く方が、かえって効率が上がりました。
(富山県/Y・T/女性保護者・50歳)

2.「部活仲間は人生の支えになる」
うちの子は高校からテニスを始めたので人より実力が劣っており、ずっと補欠でした。が、2年の終わりから選手に選ばれてとても喜んで練習をしていたので、親としても応援していました。第一志望の国立大には不合格でしたが、現在の大学でもテニスは続けており、とても楽しく生活しています。高校時代の部活仲間ともいまだに連絡を取り合っています。本格的な受験勉強は夏休みからでしたが、それで遅かったとは思っていません。
(東京都/A・M/女性保護者・55歳)

3.「推薦入試(2021年度より学校推薦型選抜)で、強力なアピールポイントになる」
推薦入試(2021年度より学校推薦型選抜)を希望するのであれば、部活やボランティアや生徒会活動を積極的にやるべきです。うちもそれで受かりました。部活動が大学受験にマイナスになったことはありません。むしろ面接時には、堂々と活動の内容を話すことができたようです。
(香川県/T・M/女性保護者・47歳)

4.「部活の達成感は、合格への意欲につながる」
何事も、とことんやった方がいいと思ったため、部活を続けることを勧めました。野球を適当にやっていたら、野球に対して後悔していただろうし、大学合格もなかっただろうと思います。引退後、本気で受験勉強できたのは、やりきったという満足感があったからだと思います。みごと、国立大に現役で合格してくれました。
(兵庫県/K・W/男性保護者・49歳)

5.「受験を乗り越える精神力がつく」
親から見ると、どうしても勉強がおろそかになっているように見えます。しかし部活をやることによって、体力的・精神的に強くなった子どもには驚かされました。大学入試までの数か月の追い込みには保護者である私たち自身も目を見はるものがありました。
(徳島県/H・M/男性保護者・51歳)

部活に「メリット」を感じたご家庭からは、部活を続けることで得られたメンタルな成長が受験やその後の大学生活に役立ったという声が多く集まりました。部活も受験もお子さまの成長の糧となるよう、後悔のない決断をサポートしていけるとよいですね。

まとめ & 実践 TIPS

部活と勉強の両立について、受験を意識した際のホンネを先輩保護者に聞いたところ、「現役合格を逃した」「勉強時間が足りなかった」「切り替えが難しかった」などのデメリットもある一方で、「勉強の効率があがった」「人生の支えになる仲間を得た」「推薦入試で役立った」「達成感で意欲が増した」「精神力が身についた」といったメリットを感じたご家庭も多かったようです。
部活をやめるか、続けるか、ご家庭により決断はさまざまですが、お子さまにとってよりよい決断ができるよう、話し合いを重ねていきたいものですね。

出典:マナビジョン 「部活と勉強」両立法 部活のメリット・デメリット
https://manabi.benesse.ne.jp/lab/parent/study/study005/index.html?utm_source=kj&utm_medium=banner&utm_campaign=manabi

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