保護者のミスで子どもを泣かせないために これだけは注意したい受験のあれこれ
年が明けると、我が子の高校受験のためにやらなければならないことが山のように出てくる。保護者が注意すべき点について、安田教育研究所の安田理氏に詳しく伺った。
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入学手続きの日まで常に持ち歩く受験ノートを1冊用意してください。今後は受験に関することはすべてこのノートに記入するようにします。ノートの前半には日にちごとにしなければならないことを、ノートの後半には受験予定校別に必要なことを書き込んでいきます。毎朝必ず目を通すクセを付けておくと、一番怖い「し忘れ」を防ぐことができます。
●受験料・入学手続き金はそれぞれいくらか、いつまでに振り込む必要があるのか、振り込む銀行・支店はどこか、締切日のページに記載するのでなく、2、3日前のページに記載するようにします。
●お子さまに声をかけて机まわりの整理をしてください。これまで受けた模試の答案、塾でやったプリント類などを教科ごとに分類しましょう。ここへきて新しいものに手を出すより、一度やったものを復習するほうが、ずっと身に付きます。
●インフルエンザなどの予防接種は早めに済ませておきましょう。本人だけでなく、家族全員が受けておくと安全です。
●受験票に貼る写真のサイズは学校によって違ったりしますので、それぞれの寸法と枚数を書き出します。デジタルカメラやスピード写真ではなく、街の写真屋さんにお願いすると、それなりにりりしく、またかわいらしく撮ったり、写真を修正したりしてくれます。
●調査書は、一括して冬休み前に担任の先生に依頼するようにします。直前で手を煩わせることのないよう、先生の時間の融通が利く冬休み前にお願いするのが鉄則です。