受験大学選定にナーバスな娘 マンガ家母の事務所に就職も?
高校2年生の娘を持つマンガ家のおぐらなおみ氏。進路説明会が始まるなど、そろそろ受験を意識する時期に入った。受験大学の選定でナーバスになる娘に、「おぐらなおみ事務所への就職はどう!?」と冗談のつもりで誘ったところ、意外な反応が……。
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ふう、すっかり秋ですね……。どうもどうも、自営業のおぐらです。
自営業の皆さんすべてに当てはまるかどうかは存じませんが、
ワタクシ、これから年末にかけて大変仕事が忙しくなります。
そうでなくても年末年始の慌ただしさったらないですよね。
大掃除やおせちの準備、帰省するのであれば、その手配に奔走(ほんそう)しなければ。
ううう、考えるだけでどんどん体重が減りそうだ(実際は減らない不思議)。
さて、話はがらっと変わりますが、先日ムスメの高校で進路説明会がありまして。
細かい内容は割愛しますが、印象に残った点はふたつ。
・過干渉でも無関心でもいけない
・第1志望をあきらめない
上記2点は「親の心構え」とでも言うのでしょうか、いろいろ不安になることも
多いでしょうが、これだけは忘れずにいてくださいね、ということでした。
確かに、過干渉でも無関心でも、子どもの気持ちに負担を与えることになりそうです。
私はどちらかというと「過干渉タイプ」なので肝に銘じないと……。
もう1点の「第1志望をあきらめない」というのは、
受験を目前にすると不安感が先立ち、
ランクを下げたほうがいいのではないか? と迷いが出てしまう。
それで合格しても結果的には後悔することもありますよ、ということでした。
うーーーーん、そうかな、そうかもしれないな……、とは思いましたが、
この点については、また受験直前に考えてみることにします。
さてさて、最近のわがムスメでございますが、受験直前というわけでもないのにナーバスです。
第1希望で本当にいいのか? と日々悶悶(もんもん)としているご様子。
なので、冗談のつもりで、ワタクシの事務所に就職をすすめてみたら、意外と乗り気……!?
それくらい不安が大きくなったということでしょうけど、いやいやちょっと考えてほしい。
仕事内容は食事の準備や部屋の掃除、さらに猫の世話やゴミ出しなどの雑用一般。
初任給は5,000円から、という過酷な条件でございますよ?
「それは……就職じゃなくてお手伝いだね……。」とつぶやいたムスメ。
そうです、だからやっぱり大学に行ったほうがいいよ、という母の言葉が心に響いたどうか……。