「『メシが食える大人』になったら子育て合格」とカリスマ塾講師
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中学受験をさせるべきかどうか悩む保護者は少なくない。自立する子どもを育成する「花まる学習会」を主宰し、多くの保護者から支持されるカリスマ塾講師の高濱正伸氏が、中学受験をテーマに語った。(『ベネッセ進学フェア2013』講演会 2013<平成25>年5月、東京国際フォーラム)
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中学受験は、志望校に合格したら成功、しなかったら失敗でしょうか? もちろん合格を目指して勉強するわけですが、中学受験をした子どもが社会人になって、あるいは家庭の中で、身の周りの人を幸せにする人間になる、そこにつながる中学受験だったらその中学受験は成功だとわたしは考えます。
仮に、希望通りの学校に受かって無事に中学校を卒業したとしても、たとえば22、3歳になったときに働く意欲がない人や、うまく仕事を進めることができない人になっていたら、何のための中学受験だったのかということになります。
わたしは、子どもが22歳になるころに「メシが食える大人」になっていれば、その子育ては合格だと思っています。メシが食えるということは、何かしらの仕事に就くということです。仮に親が望まない仕事に就いたとしても、それはよくあること。逆にメシが食えていなかったら、過去にどんな中学校に行っていても成功とはいえません。
また、中学受験は本人がやる気にならなければ無理です。周囲の期待に応えようとしてする勉強には限界があります。勉強が大好きで、自分が好きでやっているのでなければ長続きしません。勉強は楽しいことだと、子どもに言っていますか? そういう信念を我が子にぶつけてほしいと思います。
そして中学受験をやると決めたら、最後まで徹底してやりましょう。保護者は事前にしっかりと情報を集めたうえで判断し、やるならやる、やらないならやらないと、我が子に言い切ってください。保護者のそうした姿勢のもとに、子どもは健やかに育ちます。
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