目立つ服装はリスクになる!? 中高一貫校の面接は「目立たずフォーマルに」が基本
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中高一貫校の面接で、どのような服装をすべきなのか、また服装による面接での加点はあるのかと気になる保護者も多い。小6女子の保護者からの質問に森上教育研究所の森上展安氏が答えてくれた。
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【質問】
中高一貫校を受験する小6の娘がいます。娘が通っている小学校には制服がありません。面接の時の服装は式服にしようと考えています(白いブラウスに紺のプリーツスカートに靴下とシューズです)。親は、面接はないのですが、普段着でよいのでしょうか? これは浮いてしまうとか、これはよかったよとか、意外と見落としやすいところなどがありましたら、アドバイスよろしくお願いします。
【森上氏のアドバイス】
私立中高一貫校では、面接の配点がないようです。質問内容も「志望理由、小学校時代のこと、入学後、将来について」が多く、人間性や能力を審査する質問内容は少ないようです。このことからも面接の結果を加点して優れた人材を合格させるために行うのではないことがわかります。
一方、首都圏の公立中高一貫校で入試時の面接を調べてみると、神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城では入試に面接がありますが、東京は、特別枠と帰国子女枠を除き面接がありません。志望者の数が予想以上だったため、取りやめているのです。
ほかの県ではグループ面接を行う学校が多いようですが、形式はそれぞれ異なります。グループ面接では生徒の人間性を評価するのは難しいので、問題のある生徒を不合格にするために行っていると考えるのが妥当です。
このように、面接ではプラス評価をもらう必要はありません。目立つことでリスクがあるとも考えられます。子どもに似合い、面接官に対して礼を欠かないフォーマルな服装がよいでしょう。保護者も同様に、フォーマルな服装にすべきです。学校によっては、面接がなくとも控室での親子本来の様子を採点する場合があるからです。
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