専門家独自調査〜大学合格実績にヒントあり!学力を伸ばしてくれる学校の見つけ方
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生徒の学力を伸ばしてくれる学校は存在するのか? 森上教育研究所を主宰する森上展安氏が、男女別に、入学時の中学入試偏差値と高校卒業時の大学合格実績の関係性を独自に調査した。
大学合格実績については東大・京大・一橋大・東工大、早稲田大・慶應大・上智大、GMARCH(学習院大・明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大)の3つの大学群で集計。対象となる中学校は、首都圏全域だけでなく、東京・神奈川・千葉・埼玉、さらに東京の内訳となる23区北東部・それ以外の23区・多摩地区についても所在地ごとに調査を行った。
学校ごとに、大学合格者の標準的な偏差値から、中学入試の偏差値を引いてグラフに表すと、凹曲線上またはその付近に偏差値と合格実績で示される点が集まる。中学入試偏差値と大学合格実績には、一定の関係があることが明確となった。
私学のほとんどの学校が大学受験指導には熱心に取り組んでいると思うが、グラフから「大学合格実績は中学入試の偏差値で決まる」という事実を読み解くことにできる。
また、グラフを見ると、曲線の上側(または左側)に大きく外れた学校があることがわかる。これは、入学後に生徒の偏差値が大きく伸びているということを示している。まさに保護者が求める「学力を伸ばしてくれる学校」だと言える。
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