どんなときでも強くなれ!なう。[高校受験]

さてさて、受験まで残すところ……という言葉がちらほら
聞こえつつある昨今、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

うちの受験生もやっと勉強モードになったのか
机に向かう時間が多くなってきました。
同時に受験に対する危機感や不安感も増してきたようだ。

ムスメには6歳下の弟がおります(『子育てレインボウ』という単行本の
主人公でもありますので、ぜひ読んでいただければ……とちゃっかり宣伝)。

我が家の小3男子に「受験生を思いやる」という高度なオプションは
付いておりませんから、それはそれは自由に日々を送っております。
得意技は「エア野球中継」でございまして、
ピッチャーが投げ、バッターが打つ、野手が飛びつく、惜しくも逃す、
たまらず監督が投手交代、私設応援団大はしゃぎ……とここまでを
ひとりでこなすのは大変すばらしいと思うのですが、
いかんせんうるさい。百歩譲っても耳障りだ。

隣の部屋で勉強しているムスメがひとこと文句を言ってやりたい気持ちは
大変よくわかります。

わかるけれどもー。

「受験生だから優遇してほしい。」という気持ちが全面に出てくると
やはりそれではいかんのではないか? と私は思ってしまう。
「私はこんなに大変なのだから、優遇されてしかるべきでしょ?」というのは
私もよく考えてしまうことで、そういう考えが浮かぶ時は
本当に余裕のない時だ。

心に余裕を、大変な時ほど心に余裕を。

そういう強さを身に付けてほしいものですね。

……ということを静かな場所で話したいから、コーちゃんはちょっと
声のトーンを抑えて抑えて!

プロフィール


おぐらなおみ

漫画家&イラストレーター。長女(25歳)長男(19歳)のベテランママン。急に汗をかく、突然ドキドキするなどの更年期症状と付き合っています。趣味は散歩というか道草。知らない路地をガンガン歩いてよく迷子になる。東京在住。
著書に『働きママン(シリーズ続刊あり)』『私の穴がうまらない』など多数。
Twitter @ogura_naomi

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