2011年度入試で何が問われたか<理科>
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■2011年度 首都圏10校理科の出題傾向まとめ
ここ数年、パターン的な問題が減ってきて、思考力を重んじた入試問題が増加しつつあります。知識に関しても、全体的に参考書的な知識問題が減少し、一般教養の内容が増加してきています。
そのために、3~4年生の間は、参考書や問題集は必要ないので、「図鑑」をよく見るようにしてください。動物の飼育や植物の栽培をしたり、興味のある実験を行ったりするとよいでしょう。
志望校によって、5年生か6年生のある時期に知識を系統立てて一気に整理すると効果的です。
計算分野は、算数で比例、反比例、比、相似を習得したあとに回しても十分間に合いますので、焦らずに時期が来た時にじっくりと取り組みましょう。
男子校であれば、筑波大学附属駒場、開成、駒場東邦タイプか、麻布、栄光学園タイプか、6年生の夏休み前までには決定したほうがよいでしょう。女子校であれば、雙葉、女子学院、フェリス女学院、桜蔭の4校とも傾向が似てきていますが、桜蔭を志望する受験生は、特に計算分野に力を入れて学習しておきましょう。
また、受験する学校の過去の問題だけでなく、併願校の過去の問題を解くことも、相乗的に理科の力を付けるトレーニングになります。見たことのない問題を解くトレーニングとして、過去の問題にしっかり取り組むようにしましょう。
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