理科「水よう液」[中学受験]
問題2 | ||||||||||||
同じ量のうすい塩酸をいくつか用意し,そこにA アルミホイル,あるいはB 卵の殻(から)をそれぞれ量を変えて加え,発生した気体を集めました。この実験について,次の問いに答えなさい。
(渋谷教育学園幕張中 2007年 第2次) |
<問題2 1の考え方と答え> |
これもタイプ3の問題ですね。しっかりと覚えてしまいましょう。 〈整理しておきましょう〉 |
<問題2 2の考え方と答え> |
それぞれの気体の特ちょうを理解していれば解ける問題だね。 ※実際の入試問題と正答を掲載(けいさい)しています。Aのように火をあつかう実験はたいへん危険(きけん)です。学校の授業など指導者の指示がある場合以外は、やってはいけません。 |
<問題2 3の考え方と答え> |
表で示された数値を一つひとつ読み取り、グラフに表しましょう。 グラフから「加えた量と発生した気体の体積が、どこまで比例しているのか?」が見えてくれば、しめたもの。 答えは次のようになるよ。 |
<問題2 4の考え方と答え> |
3.の表とグラフから、以下のデータに注目しましょう。 加えたアルミホイルが 0.05g から、2倍の 0.10g に増えたら、発生する水素も2倍になっています。 60 × 2 = 120(cm3) しかし、アルミホイルが4倍の 0.20g になっても、発生する水素は4倍(240cm3)になっていません。 3.のグラフからもわかるとおり、この塩酸とちょうど反応する(とけきる)アルミホイルの量は、水素が180cm3 発生するときの量だといえますね。 「反応するアルミホイルの量」と「発生する水素の体積」は比例するので、 |
<問題2 問2の考え方と答え> |
まず、最初のこさの塩酸にちょうどとけきる「卵の殻」の量を4と同じように求めます。 塩酸のこさを2倍にすると「卵の殻」も2倍の量をとかすことができますから、 0.90 × 2 = 1.80(g) だから、卵の殻 1.50gはすべてとけて、 2つのこさの塩酸と「卵の殻」の反応をグラフにまとめると次のようになります。 計算のしかたと対応させながら、理解を深めてくださいね。 |