2009/03/13

小中学校における理科授業の改善に向けて -ICTを活用した授業実践の成果と課題 [2007年]

報告書の概要

概要

 大阪府教育センターとの共同で、2007年7月から2008年1月にかけて実施した「ICTを活用した理科授業改善に関する研究」における児童生徒の学習意識の変容や教員の授業改善に関する意識の分析結果の報告書です。
 理科学習に関する児童生徒の意識や行動をICT活用授業実践の事前と事後で測定し、その変容を通してICT活用授業の効用を探るとともに、ICTを活用した授業改善に対する教員の取り組み状況や実践事例の紹介等を通して、理科授業の改善に向けてのICTの活用の在り方について考察しています。

 また、第4章では大阪教育大学木原俊行教授に寄稿いただき、小中学校の授業全般にわたる「ICT活用を切り口とした授業改善トータルシステム」についての提言を紹介しています。

調査時期

2007年7月~2008年1月

調査対象

大阪府内の公立小中学校13校の児童生徒および教員
・小学校3年生~中学校3年生 計約3,600名
・小中学校教員 計約40名