受験科目について【中学受験の基礎知識】

中学入試の受験科目は、首都圏で主流なのが2教科型および4教科型と、それらの選択型です。
上位校は4教科型が多く、中堅校の多くは2教科・4教科選択型を採用しています。
ユニークなところでは、慶応義塾普通部(神奈川)のように体育が課せられたり、文京学院大学女子(東京)や緑ヶ丘女子(神奈川)のように英語を選択できたりするところもあります。

関西圏では、上位校は3教科型(国語・算数・理科)と4教科型、あるいは3教科・4教科選択型に分かれています。
3教科型を採用しているのは、灘(兵庫)や甲陽学院(兵庫)、智弁学園和歌山(和歌山)など兵庫・和歌山にある難関校が多く、4教科型を採用しているのは、大阪星光学院(大阪)や金蘭千里(大阪)、洛星(京都)など大阪・京都の上位校です。
関西圏にも体育を課す学校があり、関西学院中学部(兵庫)や立命館(京都)などが代表例です。

また、これらの他にも4教科を受験したあと、4教科型と3教科型と2教科型で最も得点率が高くなるものを得点として判定するという方式や、面接・作文などで選考する方式、小学校時代の活動実績や人物によって合否を決める方式など、学校によって多様な受験方式があります。

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