小学生の英語教材! 種類ごとの勉強法
2011年度から小学5年生と6年生で英語が必修化されたこともあり、自宅でお子さまに英語を学習させたいと思う保護者も多いかと思います。とはいってもさまざまな教材の中でお子さまに合う教材を探すのは難しい、と感じているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、小学生が自宅で英語を学べる教材について、種類ごとに勉強方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
リスニングにおすすめ! 英語のアニメのDVD
お子さまのリスニング力をつけたいという場合には、英語で吹き込んであるアニメのDVDがおすすめです。日本語の字幕はオフにして見るようにしましょう。
はじめは何を言っているかわからないかもしれませんが、繰り返し見ることでストーリーから頭に入り、セリフの意味を予想しながら英語を聞き取れるようになってきます。ストーリーが頭に入りやすいように、お子さまのお気に入りの作品を英語で見せてあげるといいですよ。
かっこいい場面、すてきな場面があればまねをしながら覚えるのも楽しいはずです。保護者も一緒に見ながら、そばでサポートしてあげましょう。
発音の練習に最適! 音声が聞ける教材
小学生の頃は正しい発音を身につけることが大切です。フォニックス(英語の発音のルールに従って発音すること)を勉強する際には、自動で英語音声が出る教材を使ってみましょう。英語教材や通信講座の教材としてもよく使われていますよね。
例えば音声を聞きながら自分の声を録音できるマイクであれば、自分の発音を確認して繰り返しスピーキングや発音を学習できます。
また、音声の出る絵本型のおもちゃは、視覚と聴覚の両方から一度に英語を取り込めるため単語を覚えやすいというメリットもあります。
まずはABCから! ライティング練習には塗り絵やワークブック
小学生のライティングの学習は、アルファベットから始めましょう。その際にはワークブックを使うと効果的です。
塗り絵やクイズなどで楽しく学べるものがおすすめです。はじめは薄いワークブックから取り組めば、1冊やり終えた際に達成感を味わえますよ。
小学校の高学年になって英語を書くことに慣れてきたら、ディクテーション(英語を聞いての書き取り)ができる教材もおすすめです。簡単な英会話を聞いて、何を言っているかをワークブックなどに書き取る練習をしてみましょう。書くことに慣れていけば、中学生以降の英語の勉強にも役立つはずです。
読解力をつけるには絵本!
読解力をつけたい場合には英語の絵本を使ってみましょう。繰り返し読むことで、絵からストーリーを予想しながら、英文の意味を理解できるようになります。
「どんな内容だった?」と保護者があらすじを聞いてみて、お子さまに答えさせるような学習方法が効果的です。また、絵本の英文を覚えることを目標に、何度も読んでは閉じて、を繰り返し、記憶した文章を言わせてみるという勉強方法もあります。
こうした勉強方法は、読解力だけでなくスピーキングのスキルや表現力も身につくことが期待できます。お子さまのお気に入りの絵本を使うと取り組みやすいため、おすすめです。
伸ばしたいスキルに合わせて教材を選ぼう!
英語の各教材には特徴があり、伸ばしたいお子さまのスキルに合わせて教材を選ぶことが大切です。またお子さまが英語を好きになれるよう、楽しく勉強できる教材を選びましょう。
幼いうちから英語にふれておけば、学校の勉強で効果が表れるだけでなく、将来仕事で英語を使う場面でもきっと役立つはずですよ。保護者もそばでしっかりサポートしてあげてくださいね。