大学入試は「読解力」と「志望理由」がカギ!?高1・1学期から志望大合格に向けて保護者がともにできること

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「高校入試本番もまだなのに……」と思われるかもしれませんが、大学入試は毎年改革が進み、入試情報も対策も複雑化しています。
より本質的な力や自主性が問われる昨今の大学入試、高1の早い段階から進路を考え始めるなど、時間をかけて学力を付けていく必要があります。

今回は、大学入試を見据えて高1・1学期からお子さまと一緒にできることを考えていきましょう。

この記事のポイント

共通テストで高得点を取る生徒は「読解力」が高い

「センター試験」から「大学入学共通テスト」に変わり、「とにかく時間が足りない」という声が先輩たちから多く聞かれます。

英語は英語の知識を問われるだけでなく社会課題や複数の資料から読解していく、数学の長い文章問題から何が問われているか整理するなど、知識や解法の暗記を超えた正しく読み知識を運用する「読解力」がないと太刀打ちできないテストに変わっています。

高校の先生へ「共通テストの結果がよかった生徒の特徴を聞いたアンケート」でも、「学習時間が多い」ことよりも、「読解力が高い」生徒のほうが成績がよいという結果になりました。

「読解力」は、一朝一夕には身に付かない本質的な力です。
高1の最初から意識していくことが必要です。

増える推薦入試、問われるのは「志望理由」

2021年度初めて、学校推薦型選抜・総合型選抜での入学者数が一般選抜を越えました。

大学関係者への調査によると、高校・大学・社会の1本軸で語れる「明確な志望動機」を持つ学生が求められていることがわかります。

また、大学関係者が必ず言うのは、華々しい経歴ではなく「なぜその結果にいたったのか、またはいたらなかったのか」を自分の言葉で語れることです。

ただ「行きたい」というだけでなく、高校生活やそれ以前の経験に基づいた、自分らしい「志望理由」を考え書き上げる力が必要となるのです。

合格可能性を高めるために保護者がサポートできること

まず、「読解力」と「志望理由」どちらにも、お子さまに多様な経験を積ませることが有効です。そのうえで、「どうしなさい」ではなく「どう思ったか?」という問いかけを中心としたコミュニケーションをしてみてください。何かの体験をしたり情報に触れたりした際、どう感じたか自分の考えをアウトプットすることが大切です。ポートフォリオとして自分の考えを記録することで、徐々に積み上がっていきます。

大学入試本番で100%の力を発揮できる人はほとんどいません。
失敗から立ち上がる経験を数多くさせ、転んでも見守ることが大切だと思います。

まとめ & 実践 TIPS

大学入試は、保護者世代の傾向から大きく変わっており、推薦入試がメジャーな選択肢に。付け焼刃では身に付かない力が問われる傾向にあり、早めの動き出しで合格可能性を高められます。

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