私立高校の学費が高い県ランキング 第1位は大阪府!

公立高校の学費とは事情が異なる私立高校。私立高校の学費は学校ごとに差があり、さらに地域によっても相場が異なることをご存じでしょうか? 学費が安い地域と高い地域の差は最大約2倍。
TOP5にはどのような県がランクインしているのでしょうか? 私立高校の学費が高い都道府県をご紹介します。

この記事のポイント

私立高校の学費 地域によって相場が違うって本当!?

公立高校の学費は、どの都道府県でもあまり大きな違いはありません。ところが、私立高校の学費については、学校ごとに差があるのはもちろんですが、地域により相場が異なるのです。

私立高校の授業料が最も安い都道府県と最も高い都道府県を比較すると、その差は約1.8倍にも。学費が高い県の1年度分で学費が安い県の約2年分払えてしまう計算です。

授業料だけでなく入学金や施設設備費にも大きな地域差

都道府県別の私立高校の学費の平均値は、文部科学省が公表している「私立高等学校(全日制)の初年度授業料等について」で見られます。

特徴的なのは、授業料、入学金、施設設備費などのいずれも、都道府県ごとに大きく異なること。入学金が安くても授業料が高めだったり、授業料や入学金がさほど高くなくても施設設備費の平均が30万円を超える県があったりと、金額もさまざまです。

私立高校の学費が高い都道府県TOP5

では、実際に私立高校の学費の相場が高い都道府県のランキングを見ていきましょう。

【私立高校の授業料が高い都道府県 TOP5】
1位 大阪府 59万2,635円
2位 長野県 58万8,059円
3位 京都府 55万4,685円
4位 鹿児島県 54万7,105円
5位 奈良県 54万5,067円

ちなみに、学費が最も安い県は沖縄県で、32万7,750円でした。なお、令和2年度に最も学費が安かった県は秋田県でした。令和3年度は全国的に授業料が増加傾向にあったため、もともと授業料が安く、令和3年度も据え置きとなった沖縄県が最安でした。

ただし、実際の学費は都道府県の違いよりも学校の違いによるところが大きいので、志望校選びの際はご注意ください。

私立高校授業料の実質無償化とは?

お子さまが私立高校を志望校として検討していたり、公立高校の合否によっては私立高校に通う可能性があったりする場合、「学費を払えるかな……」と心配になる保護者のかたもいらっしゃるでしょう。

2020年4月から、私立高校生への就学支援金が大幅に拡充されました。年収約590万円未満世帯への支給が最大年額39万6,000円(全日制)まで引き上げられ、私立高校の授業料が実質無償化となります。
新入生は入学時に学校から案内がありますので、この制度の利用を検討しているかたは確認しましょう。

また、国が設定する就学支援金よりも授業料が高いところでは、国の就学支援金に上乗せをする形で独自の支援金や補助金を用意している都道府県もあります。詳しくはお住まいの都道府県の情報をご確認ください。
なお、国公立の高校については、これまで同様、年収910万円未満世帯に対して、授業料相当額(11万8,800円)の就学支援金が支給されます。

まとめ & 実践 TIPS

私立高校は公立高校に比べて学費が高い傾向にありますが、2020年からのコロナ禍ではオンライン授業への移行など、素早い対応も注目されました。施設や設備が充実していたり独自の取り組みがあったりなど、多くの魅力があります。

お子さまが私立高校を第1志望や併願校として検討しているなら、その進路をかなえるために、学校のWebサイトなどで早めに学費をチェックしておきましょう。

学費の準備を計画的に進めつつ、支援制度の利用を検討する場合は申請に必要な書類なども早めに調べておくとよいでしょう。

出典:
令和3年度私立高等学校等初年度授業料等の調査結果について|文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/1412179_00002.htm

高校生等への修学支援|文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342674.htm

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