親世代にデジタル機器の操作を教えるポイント 伝わらないイライラを回避するコツは?

親世代にスマホやパソコンなどのデジタル機器の操作方法を聞かれた経験があるかたは少なくないことでしょう。そんな時に「なぜ伝わらない?」とイライラした経験がある人もいるはずです。今回は親世代にデジタル機器の操作を教える為のポイントやイライラを回避するコツをご紹介します。

この記事のポイント

親(高齢者)は覚える気がないのではなく「覚えられない」

「親(高齢者)は何度も同じことを聞いてくる」とイライラした経験を持つ人はたくさんいるのではないでしょうか。
「覚える気がないのかしら?」と考えがちですが、覚える気がないわけではありません。
正確には「覚えられない」のです。

デジタル機器は、ここ数十年で革新的に進化を遂げています。
そのため、仕事などで必要に迫られない限りは、触れる機会が少なく、覚えるタイミングがなかったという人もいます。
そして何より、親世代にとって「スイッチは押すもの」であって、「クリック」や「タップ」するという行動自体が難しいという理由もあります。

また、加齢のため指が乾燥していることで、スマホが操作しづらいということも、操作を覚えにくい要因になる場合があります。

イライラするのは逆効果!

教えたことがあるのに、何度も同じことを聞かれると、「さっき教えたのに?」とイライラしてしまうこともあるでしょう。でも、イライラするのは逆効果です。

親(高齢者)は、「教えてもらっている立場」であったとしても、教える側の子どもの態度には敏感です。
そのため、イライラしたそぶりをしてしまうと相手にも伝わってしまいます。
結果的に、「そんなに怒らなくてもいいじゃない!」とケンカに発展してしまう場合もあります。
このように、教えているうちにケンカになってしまうことを避けるためには、どうしたらよいのでしょうか。

教える側は「こんな簡単なこと」と思っているようなことでも、相手はわからないから質問をしているのです。
何度教えてもうまく伝わらない場合は、以下のようなやり方を取り入れてみてはいかがでしょうか。

・メモに手順を書いて、わかりやすいところに貼っておく
・ショートカットを作ったり、ブックマークに登録したりして手順を減らす
・わからなかったら毎回聞いていいよと伝える

教える側が冷静になって、このようなちょっとした工夫をすることで、相手がデジタル機器の操作を覚えられれば、お互いに穏やかな気持ちでいられるでしょう。 

親(高齢者)へデジタル機器の操作を教えるときのポイント

自分の親にデジタル機器の操作を教える場合、イライラしないこと以外にも、大切なポイントがあります。

(1)余計なことは言わずに端的に伝える

親に自分でいろいろな操作ができるようなってほしい気持ちが先行して、教えるときに、つい余計なことまで説明してしまっていないでしょうか。
余計な説明をしてしまうと、「それがやりたいんじゃなくて…」とケンカになってしまう原因にもなりますので、操作を説明する際には「カメラのマークを押す、次に真ん中の丸を押す」など、目的の操作だけを端的に伝えましょう。

(2)専門用語を使わない

親(高齢者)世代は、デジタル機器の専門用語が苦手なかたが多いものです。
説明の途中でわからない言葉が出てくると、説明している操作自体の理解を妨げる原因にもなります。
わからない言葉のよくある例は、スマートフォンなどの画面を指で軽く叩く「タップ」です。「タップ」ではなく「押して」と言ったり、「ブラウザ」ではなく「インターネットを見る画面」など分かりやすい言葉で説明するとよいでしょう。

(3)やりたいことを理解しているよと伝えてから教える

操作を教えている途中で、親が「本当にこの操作のやり方で合っているのか」と疑問に感じてしまうことを防ぐために、最初に「この操作がしたいんだよね」と、双方で確認しあってから教え始めることで、その後の説明がスムーズに進められるでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

デジタル機器の操作を親に教える場面では、親子だからこそ、お互いに甘えがでてしまうことで、イライラをぶつけてしまうことがあります。
親にデジタル機器の操作を教えるときには、教える側は冷静になって「相手に伝わる言葉を選ぶ」ことが重要です。
もし、教えているうちにイライラしてしまったときには、「伝わりにくい言い方をしていないかな?」と、自分の説明のしかたを振り返り、違う言い方で伝えてみると、案外うまくいくかもしれません。

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