【世界の中学生~アメリカ(5)~】コンピュータを使った学習が盛ん!
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世界の中学生の仲間に密着するシリーズ、アメリカの中学生、オリビアさんの生活にせまっています。今回は、オリビアさんが勉強しているアメリカの学校の学習事情に注目してみました。

教育にテクノロジーを取り入れているアメリカ
アメリカは州ごとに教育の予算も方針もかなり差がありますが、日本よりもテクノロジーをふんだんに教育に取り入れています。オリビアさんが通っているワシントン州の中学校は、生徒全員にラップトップ型のコンピュータを支給し、宿題や先生とのやりとりもすべて、メールもしくはウェブ上で行い、テストもコンピュータで受けます。
アメリカの学校では、ネットを使ってリサーチをしたり、メディアを駆使したレポート、プレゼンテーションをすることは当たり前になっていて、小学生からパワーポイントを使ったり、ネットブックでテストやドリルをすることもあるそうです。授業中も科目の先生がクラスの生徒全員のスクリーンをモニターするシステムがあり、教科書もすべてオンライン。宿題の評価やテストの成績も教師が入力した直後からすべてオンラインで生徒も親も見ることができます。また、教室には、黒板はなく、アクティブボードが各教室に設置されているのです。うーん、何から何までハイテクですね?
生徒が自分の意見を話すことを大切に考えている授業
アメリカの学校の授業では、自分の意見をまとめて話すことが奨励されていて、ディスカッションや、プレゼンテーション、グループごとにレポートを出すことなどが頻繁に行われています。たとえば、国語の授業も、日本の学校でよく見られるような教科書に抜粋されたものを読むことはなく、さまざまなジャンルの本を熟読し、分析してレポートを書くことが常に求められるのです。数学は日本よりもドリルなどの宿題が少なく、アメリカの公立学校の数学レベルは日本よりも低いといわれます。
7年生(中学1年生)から生徒を成績などに基づき、レベル別に分けるそうです。優秀な生徒は、高校に通っている間に大学1年生レベルのさまざまな教科の授業を選択できることもあるとか。(その選択クラスのオプションの数は学校によって差異があります。)
必須科目である数学、サイエンス、国語、社会以外に2科目の選択があり、体育、テクノロジー、オーケストラ、木工、美術、裁縫、シアターなど6ヵ月ごとに学年によって選択するリストが異なります。
1日6単位で、放課後に選択のスポーツ活動がありますが、4ヵ月ごとにスポーツの種目も変わるため、日本の部活のようないわゆる「先輩・後輩」のような習慣はないそうです。また、よりレベルの高いスポーツのチームに所属したい人は、学校外のチームに自費で参加します。
アメリカの学校は自主性が重んじられて、ある意味のびのびしているようですね。
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