テストは受けた後が肝心!今後の学習に生かすためのアドバイス

お子さまは、定期テストの返却後、点数に一喜一憂するだけで終わってはいないでしょうか。定期テストは、課題を克服して成績アップにつなげる絶好のチャンスです。テストが終わると、だれもが気を抜いてしまうものですが、だからこそ、しっかりと見直すことがライバルに差をつけることにつながります。「テストの結果以上に、テスト後の振り返りとその後の学習が大事」という気持ちを持って、今後の学習に生かすようアドバイスをしましょう。


間違えた原因別に対処する

 テストを見直して、間違えた問題に目立つ色で「×」印を付けたり、問題全体を線で囲んだりしましょう。間違えた問題からはつい目を背けたくなりますが、目立たせることで直視せざるを得ない状況にします。

 

テストの間違いには、大きく分けて「ケアレスミス」「わからなかった」「覚えていなかった」などがありますので、なぜ間違ったのか、原因を確認します。間違えた問題を貼り付ける専用のノートを作っておくと、後からまとめて見直すことができ、弱点の克服にますます有効です。

 

・ケアレスミスへの対処

「運が悪かっただけ」などと軽く捉えず、きちんと原因を考えましょう。計算ミスだったとしても、「時間がなくて焦っていた」「計算式の字が汚くて読み間違えた」など、いろいろな原因が考えられます。原因を特定して意識するようにすれば、次から同じ間違いをする可能性は低くなるでしょう。

 

・わからなかった問題への対処

テストの問題をもう一度解き直したうえで、教科書や問題集で類題にあたりましょう。解答や解説だけを見てわかったつもりにならず、実際に自分の手で解き直すことが大切です。その問題の解き方や答えを保護者が質問する形で、説明させるのも効果的な学習法です。どうしても理解できない場合でも決して放置せず、保護者が教えてあげたり、先生に質問したりして、必ず克服しておきましょう。

 

・覚えていなかった問題への対処

漢字や英単語などの暗記漏れで失点した場合は、ノートに繰り返し書くなどして、しっかりと暗記し直しましょう。覚えていない単語や漢字、用語を暗記カードにまとめてもよいでしょう。

 

 

教科ごとに課題と対策を検討する

 今回のテストを踏まえ、今後どのような点に力を入れて勉強するかを検討し、教科ごとに目標を設定しましょう。例えば、「数学/1日1題、苦手な証明問題を解く」「国語/古文の活用形を復習し直す」「日本史/室町時代の文化について整理して覚える」といった目標が考えられます。目標が明確になると毎日の勉強にハリが出て、成績向上につながりやすくなるでしょう。

 

ちょっとしたつまずきを放置してしまうと、そこから徐々に理解できなくなり、やがて「苦手科目」となって勉強しなくなる場合もあります。早めの課題発見と対策が肝心と心得ましょう。

 

 

テスト対策の計画を振り返る

 テスト前の計画についても振り返り、次回以降に生かしましょう。「対策を開始した時期は適切だったか」「勉強時間は十分だったか」「計画していたけど、できなかったことはあるか。その原因は何か」「計画で抜けていたことはあるか」といった観点から見直すようにします。保護者も、批判するのではなく、冷静に振り返り、お子さまと一緒になって改善案を考えるようにしましょう。

 

例えば、夜にダラダラと時間を過ごしてしまいがちなら、「早起きして勉強してもいいんじゃない? 朝から気持ち良くスタートできるよ」とアドバイスするのもいいでしょう。そうしてお子さま自身から「それじゃあ、いつもより30分早く起きるようにする!」などと具体的な決意が出てくればしめたものです。

 

このように定期テスト対策として、計画を立て、実行し、振り返るというプロセスを繰り返すことが、受験期に効果的なテスト対策をすることにもつながります。

 

 

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