これだけは守りたい! スマホのあつかいで気をつけたい3つのこと 中高生編
携帯電話やスマートフォン、タブレット端末などの普及によって、インターネットはますます私たちの生活に身近になりました。中高生のみなさんも自分の携帯電話を持ち、メールや調べ物、ゲームなどを利用することも多くなりました。一方で、有害情報サイトなどにアクセスし、犯罪やトラブルに巻き込まれるケースも絶えません。そこで、安全にスマホとどう向き合うか、「親子で学ぶスマホのオキテ」の特集などもあるタブロイド編集長の松内洋平氏にお話をうかがいました。
SNSでのコミュニケーションについての注意点
まず、コミュニケーションそのものが「難しい」ということを知っておいてほしいですね。面と向かって話していても自分の意図通りに相手へ伝わらないことがあります。文字だけのSNSではなおさらその傾向が強まります。何気ない一言が相手を簡単に傷つけることも少なくありません。簡単にメッセージを送れるからこそ、送る前に少しだけ「このメッセージを送っても大丈夫かな」と考えてみましょう。
あとは、安易に自分の情報を公開しないようにしましょう。もしあなたの情報や画像が一度でもネット上に拡散したら、それを完全に取り去るのは不可能です。大きなリスクがある行動だということをよく理解したうえで使うようにしてください。
有害サイトへのアクセスによる影響や被害の事例・交流サイトを通じた、見知らぬ人との出会いによる被害の事例とその対策
未成年では「写真のやりとり」がトラブルになる事例が増えています。
ネット上でしか知らない人に送るのは論外ですが、たとえ実際にお付き合いしている人が相手だとしても、拡散されたら困る写真は送らないようにしましょう。「送って」と言われても断るようにしてください。紙のメモを渡すのと違い、悪用されたらあっという間に世界中に拡散してしまいます。
ウイルス感染したときの対処法
iOS端末であれば、「ジェイルブレイク」という特殊な処理をしない限り、感染するウイルスは今のところほとんどありません。あまり気にしなくていいでしょう。
一方、Android端末の場合はアンチウイルスアプリを入れて予防することをおすすめします。無料のものもありますし、携帯電話会社が提供しているものもあります。タブロイドでも解説をしていますので興味のある方はのぞいてみてください。
不幸にも感染してどうしようもなくなった場合は端末の初期化をするのが確実です。このとき、日ごろからこまめにバックアップをとっておくと、被害が小さくなります。
協力:タブロイド(http://www.tabroid.jp/)
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