自由研究 出来上がりをうまく見せるにはビジュアルの活用がカギ
そろそろ夏休みも後半戦に突入し、子どもの宿題の仕上がりも気になり始めるところ。自由研究などが、後回しになってはいないだろうか? テーマが決まり、資料もデータも集めていながら、まとめ方にとまどっている子どもも少なくないだろう。集めたデータや研究成果を、わかりやすく楽しい発表資料にまとめるコツを解説する。
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発表資料をよりよくするコツは、ズバリ、ビジュアルを効果的に使うことです。ビジュアルとは、写真、イラスト、グラフなどのことです。写真はデジカメなどを使って、全体像やクローズアップ、メモとして残しておきたい記録などを、たくさん撮影しておけば安心です。
また、、イラストやグラフ、表の使い方もご紹介しましょう。
●イラスト:写真でわかりづらい微妙な変化、作り方の図解などにピッタリ
写真でわかりづらい変化や、作り方、分布図などは、イラストのほうが伝わりやすい場合があります。こうしたポイントは、あらかじめデジカメでとっておき、その写真を元に確認しながらイラストにすると描きやすいでしょう。丁寧に、色やカタチの変化や違いなどのポイントがわかるように描かれていればOKです。
●グラフや表:色を使いすぎないのがポイント
気温変化や交通量調査などはもちろん、実験をいくつかやったり、比較調査をしたりした場合、グラフや表にしてみるとよいでしょう。思いもよらず、わかりやすくなることがあります。自由研究の課題のテーマの中で、まずは、グラフや表にできそうなものを探してみましょう。
全体に占める割合を大別できるものは円グラフを、その他は折れ線や棒グラフを使います。また円グラフ以外は、1、2色に抑えるほうが、研究結果の特徴や変化がよくわかります。濃い色で塗りつぶすと文字や数字がつぶれてしまうこともあるので、注意しましょう。
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