週1回以上「親子げんか」をする家庭としない家庭の違いは?保護者に聞いてみた

ベネッセでは2021年11月30日~12月20日にWEBアンケート「親子げんかをどの程度しますか?」を実施しました。全国の小学生・中学生・高校生のお子さまをお持ちの保護者のかた1,245名にご回答いただいたところ、過半数が週1回以上と回答。学年別の結果と共にご紹介します。

この記事のポイント

53%が週1回以上の親子げんか、生活習慣などが原因

今回のWEBアンケート「親子げんかをどの程度しますか?」では、全体の53%のかたが週に1回以上親子げんかをしているという結果になりました。それより頻度は少ないものの、半年に1回~月に1〜2回と回答したかたも21%います。

一方、親子げんかを「しない」と答えたかたは23%でした。

頻繁に親子げんかをするご家庭では、お子さまの生活リズムや宿題、ゲームの時間などでの衝突が多い様子。また、小学校高学年では、お子さまの反抗期で言い争いが増えるご家庭もあるようです。

小学生は過半数が週1回以上、小1~小4と小5・小6でやや差が見られる

次に、小学生に絞って結果を見ていきましょう。

小学生では、多くの学年で過半数のかたが週1回以上親子げんかをしていると回答しました。「毎日」を選んだかたも小1~小5で約2割を占めています。

ただ、週3回以上の親子げんかでは、小4以下と小5・小6の間で差が見られました。小4以下で「毎日」や「週3回以上」と答えたかたは4〜5割ほどですが、小5や小6では約3割に減少しています。

親子げんかの原因については、低学年では生活や勉強など、高学年ではお子さまの反抗期やお子さま自身が約束を守らないことによる衝突などが見られました。

  • 「片付けないのを注意することが一番多い」(小2、愛知県)
  • 「宿題しなさい、ゲームやめなさいという注意に対して反論するのでけんかになります」(小2、東京都)
  • 「家庭での学習やお手伝い等、やると決めたことをやらずだらだら過ごすことがたびたびあり、そのことでよくけんかになります」(小6、兵庫県)

同時に、「言いすぎてはいけないと思いながらも自分からはやってくれないので口うるさく言ってしまいます」(小2、香川県)のように、ジレンマを抱える保護者のかたもいらっしゃいます。

反抗期のお子さまと上手につきあうのは、なかなか大変なこと。親子のコミュニケーションにおけるコツを以下の記事で解説していますので、困ったときなどにぜひお役立てください。

「早くしなさい」を言いすぎて疲れていませんか。親子のコミュニケーションで知っておきたい、たったひとつのこと[ぬまっち先生]

中学生は反抗期などで週3回以上が3~4割

では、中学生がいるご家庭では、どのくらい親子げんかをしているのでしょうか。中1〜中3の結果をそれぞれ見ると、週1回以上親子げんかをしていると回答したかたが4〜5割、週3回以上が3〜4割を占めました。

中学生でも、親子げんかの原因は勉強や生活習慣であることが多いようです。同時に、お子さま自身が思春期でセンシティブな時期であるなどの事情も多く聞かれました。

  • 「毎朝怒って起きてきて、機嫌悪く人に当たり散らすので、けんかになります」(中1、千葉県)
  • 「生意気で腹立たしいですけれど、正常な成長の証しだと自分に言い聞かせています」(中1、北海道)

小学校高学年のお子さま以上に口が達者になる中学生では、お子さま自身の考え方もより育ってきています。いただいたコメントからは、そうしたお子さまの成長を忍耐強くサポートする保護者のかたの姿が垣間見えました。

高校生では月2回以下が過半数に

高校生がいるご家庭では、「週3回以上」を選んだかたが1〜2割いる一方で、月2回以下というかたが過半数を占めました。特に小学生や中学生と大きな差があるのは「毎日」親子げんかをすると答えたかたで、5%以下まで減少しています。

高校生では、親子げんかが発生しても、お子さま自身がいろいろ考えて納得したり、話し合いで解決できたりすることがあるようです。

  • 「(親が)言ったことのほとんどすべてに反発して、怒っています。ただ、あとは放っておくので、自分なりに考えて、すぐにけろっとしています」(高2、愛知県)
  • 「言い合いはあるけどけんかほどではないかな」(高2、大阪府)

今は親子げんかが多くても、お子さまが成長するにつれて「少しずつ落ち着いてきた」と感じることが増えるかもしれませんね。

親子げんかを「しない」ご家庭はどうしている?

多くの学年で親子げんかをしているという回答が多数を占めた今回のアンケートですが、親子げんかを「しない」と答えたかたも学年を問わず一定数見られました。そうしたご家庭では、なぜ親子げんかが発生しないのでしょうか。

多く見られたのは、保護者のかた、あるいはお子さまのどちらかが一人で怒っているだけで、けんかに発展しないという声です。次に、話し合いで解決を図るというコメントも多数いただきました。

  • 「子どもが一方的にぶつぶつ文句を言っているか、私が叱って黙るかのどちらか一方通行でまだけんかになっていません」(小4、宮城県)
  • 「普段からよく話し、問題は小さなうちに解決しています」(小4、沖縄県)
  • 「けんかでは問題が解決しないと子どもが認識しています」(中3、神奈川県)

親子げんかを避ける雰囲気や、話し合いの習慣があるご家庭が多いようですね。

まとめ & 実践 TIPS

今回のWEBアンケートでは、学年が上がるにつれて親子げんかの頻度が減少していく傾向が見られました。他方、親子げんかを「しない」ケースでは、日頃からお子さまと話し合いの時間を持っているご家庭が多いこともわかりました。

ちょっとした注意のつもりが反論してきて親子げんかに発展したり、叱っているはずなのにお子さまが無視していたり。日々の家庭教育では、難しい状況に直面することも多くあります。親子でお互いの感じ方や考え方を伝え合い、少しずつ納得できる点を見いだしていけるとよいですね。


出典:
WEBアンケート「親子げんかをどの程度しますか?」|ベネッセ教育情報サイト
https://benesse.jp/qa/nayami/20211130-3.html


調査地域:全国
調査対象:小学生・中学生・高校生のお子さまをお持ちの保護者のかた
調査期間:2021年11月30日~2021年12月20日
調査方法:WEBアンケートによるベネッセ調べ
有効回答数:1,245名
※グラフ内の%数値は、小数点以下を切り捨てにしたものになります。

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