言葉にしなきゃ伝わらない! 夫婦間こそ「ありがとう」「お疲れさま」「ごめんね」を

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「なんで気付いてくれないの」と、パートナーにイライラしたことはありませんか? やってほしいこと、困っていること、悲しい気持ち……気付いてほしいことは山ほどあるでしょう。その気持ち、きちんと言葉にして伝えませんか?

この記事のポイント

伝えてる? 感謝・ねぎらい・謝罪の言葉

「ありがとう」「お疲れさま」「ごめんね」の言葉、きちんと言えていますか? 結婚して年数が経ち、気付けば言わなくなっているのではないでしょうか。恥ずかしかったり、忙しかったり、当たり前になり過ぎてしまったり……。距離が近くなったからこそ、言えなくなってしまうのかもしれませんね。

付き合っていた頃を思い出してみてください。ご飯を作っただけで「ありがとう」「おいしい」の言葉を言っていたのではないでしょうか。仕事終わりに会えば、「お疲れさま」「無理しないでね」と心配していたのではないでしょうか。喧嘩をすれば、「ごめんね」と謝れていたのではないでしょうか。

気持ちは昔と同じままかもしれません。でも、それを言葉にして伝える回数は減っているのではないでしょうか。「言わなくてもわかっている」からこそ伝えてほしい、感謝・ねぎらい・謝罪の言葉。「向こうが言ってくれないから」ではなく、自分から伝えてみましょう。自分が変わることで、相手も変わるかもしれません。

不満も悩みも育児のことも言葉にして伝えよう!

夫婦とはいえ他人。相手のことをよくわかっているつもりでも、知らないことや思い込みがあります。だからこそ、きちんと言葉にして伝えることが大切。

子どもが生まれれば、新しい悩みが出てきます。今までとは違った考え方をするようにもなるでしょう。「そんなこと思ってないのに」「もっとこうしてほしいのに」。小さなすれ違いや我慢も、積み重なれば大きな溝になってしまいます。

そうなる前に、気持ちを伝えませんか? 不満がたまってからではなく、「あれ?」と思った時に伝える方が簡単に解決できるはず。相手は良かれと思ってやっているのかもしれないし、本当に気付いていないだけかもしれません。伝えればすぐ解決する可能性があるのに、一人でイライラしていたらもったいないですよね。

「こう言われてちょっと悲しかった」「もっとこうしてくれると助かる」など、気持ちもやってほしいことも伝えましょう。その場その場で伝えれば、感情的にならずに言えるはず。「ここをがんばったからほめて!」と直接的に伝えるのだってOK。もちろん、相手の話もしっかり聞きましょう。

夫婦の会話から子どもも学んでいる

会話がなくイライラしていたり、喧嘩ばかりしていたり……。そんな両親の姿を見ている子どもはどう思っているのでしょうか? きっと楽しくはないはずです。それどころか、憂鬱な気分になるかもしれません。

それよりは、会話が多くニコニコしている家庭の方が楽しいですよね。会話が少なくても、感謝や思いやりの言葉が自然と出る家庭なら、雰囲気は良いはず。一人親の家庭だって、祖父母が同居している家庭だって同じです。

子どもは、両親の姿をよく見ています。口に出さずとも、いろんなことを学んでいるはず。将来、新しい家庭を築く時の一番のお手本になれるとよいですね。

まとめ & 実践 TIPS

親しき中にも礼儀ありというように、夫婦だからこそ言葉でのコミュニケーションを大事にしましょう。恥ずかしさや「自分ばっかり」という気持ちはいったん抑えて。まずは今日、仕事を終えたパートナーに、家事育児をしてくれていたパートナーに、「お疲れさま」「いつもありがとう」の言葉をかけてみませんか?

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