幼児を育てながらの共働き育児はここが大変! イライラしたときの心がまえとは

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幼児がいる家庭の共働き育児は、仕事に育児が加わってとても忙しくなります。「毎日頑張っているのに理解してもらえない」「子どもがぐずると、どうしてもイライラしてしまう」と悩んでいませんか? そこで今回は共働き育児の大変なところや、イライラしたときの心がまえについてお伝えします。

この記事のポイント

朝から出社まで

起床から出社までは、自分の身支度をはじめ家事やお子さまの身支度もしなければなりません。保育園に通っている場合は、毎日の持ち物が多いです。お昼寝布団や紙オムツ、着替えやタオルも持っていきます。

寝起きに機嫌が悪いお子さまの場合は、嫌がるお子さまをなだめて準備をしなければなりません。登園を嫌がっても連れていかなければならないので、泣いているお子さまを無理やり連れて家を出なければならないのです。

登園後も発熱などの症状があると、退社して迎えに行く必要があります。体が小さな0〜2歳児は体調を崩しやすいため、月に何度もお迎えに行くことも珍しくありません。仕事をしたいのにできない状態にもなります。

近年は育児に理解のある会社が多くなりましたが、それでも「申し訳ない」「仕事に穴をあけてしまう」などの罪悪感を感じてしまう方はいます。

  • お子さまの身支度と持ち物の準備
  • 機嫌が悪いお子さまの対応
  • 体調不良で退社することも多い

退社後から就寝まで

仕事が終わったら、お子さまを迎えにいきます。汚れた着替えや園によってはオムツも持ち帰るので、荷物も多いです。帰宅後は夕食の準備や、先生からの日誌に目を通します。

たまっている家事や掃除も片づけていきたくても、お子さまがぐずるとなかなか家事が進みません。大変な状況でも夕飯を作って食べさせ、お風呂や就寝の準備もしていきます。

帰宅後もやることがたくさんあります。毎日の家事をこなしながら、兄弟げんかを仲裁するなどの対応に追われてイライラすることもあるでしょう。朝も夕方も、自分が計画した通りに進まないのです。

  • 時間がない
  • 兄弟げんかやぐずりに対応しなければならない
  • 物事が予定通りに進まない

イライラしたときの心がまえ

共働き育児は、家族で協力し合っておこないましょう。収入の差や就業時間で区別せず、「できる人ができる事をする」という形で助け合うことが大切です。事情により協力が得られない場合は、できない家事はできないと割り切りましょう。

食事やお風呂、園の対応を優先して片づけていきましょう。完璧にこなそうと思うと、かえってストレスが溜まります。自分なりに「ここは後からでも大丈夫」と思える部分を見つけてください。

兄弟げんかやぐずりが始まるとイライラするでしょう。しかし育児のイレギュラーな部分は仕方ないと割り切ってください。安全面や周りへの迷惑に考慮できていれば、そってしておいて家のことを片づけていきましょう。

家事は仕事が休みの日にまとめて片づけるなど、時間の使い方を考えてみてください。保護者が少しでも楽になれる方法を試してくださいね。パートナーや家族と分担して、負担が大きくならないようにしましょう。

  • 家事の優先順位をつける
  • 育児は安全面に気をつけて見守る
  • 休日を利用し、まとめて片づける

まとめ & 実践 TIPS

幼児期の共働き育児は、お子さまの送迎や準備を全て保護者がしなければなりません。朝から夜まで、働きながら家事・育児もしなければならないのです。家族とともに助け合いながら、家事に優先順位をつけてこなしていきましょう。育児でイライラすることもありますが、安全面に考慮して見守りながらストレスを溜め込まないように過ごしてくださいね。

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