幼児期のお手伝いは掃除がおすすめ! やる気アップのポイントとは
- 育児・子育て
幼児にお手伝いをさせたいものの「何をやらせたらよいのか分からない」「途中で飽きて後片付けが大変」と迷っていませんか? 今回はお手伝いのメリットをはじめ、幼児期にできる掃除のお手伝いについてお伝えします。
この記事のポイント
お手伝いのメリット
幼児期のお手伝いには、たくさんのメリットがあります。お手伝いを任せることで、お子さま自身が家族の一員であることを自覚できます。保護者がやっている家事に興味を持ち、家を快適に保つためにしていることを伝えられるのです。
またお子さまの自己肯定感の向上も期待できます。「この場所は自分が掃除したんだ」「大変だけど頑張った」と自信がつきます。保護者からお手伝いを頼んでもらえることで、頼りにされていることを自覚するきっかけにもなるでしょう。
お手伝いをやり遂げたら、達成感を味わえます。幼児期に「何かをやり遂げる」ことは大切な要素です。遊びでも達成感は味わえますが、一味違うスッキリとした気持ちにさせてくれます。
- 家族の一員として実感できる
- 自己肯定感が高まる
- 達成感が味わえる
幼児でもおすすめの掃除
幼児期にする掃除は、普段の生活であまり経験していないものがおすすめです。おもちゃの片付けは保護者から言われてすることも多いので、お手伝いとは別に考えてみてください。
幼児にはフロアワイパーやはたきなど、保護者が使っている掃除道具を貸してあげましょう。途中で飽きても汚れにくく、後片付けがしやすいものがおすすめです。途中で遊ぶこともありますが、遊びながらでもきれいになっていればよしと考えてください。
夏場にはお風呂掃除も比較的簡単です。冬場は水が冷たいので嫌がるかもしれませんが、水遊びのような感覚で掃除をしてもらいましょう。
- フロアモップ
- はたきかけ
- お風呂掃除
やる気をアップさせるポイント
お手伝いのやる気を促すには、保護者が褒めるのが一番です。完璧にきれいになっていなくても、まずは手伝ってくれたことを褒めてあげます。汚れを指摘するとやる気が下がってしまうので、気を付けましょう。
お手伝いの前には、エプロンを着用するのもおすすめです。特別なときに使うものは、お子さまにとって新鮮です。「これからお手伝いをするんだ」と自覚させれば、楽しくお手伝いができます。
日常ではお手伝いをテーマにした本や映像で興味を引いてみましょう。お手伝いをする意味や内容を知っておけば、やる気につながります。頻繁にお手伝いをさせると嫌がってしまうので無理強いはせず、お子さまの機嫌がいいときにお願いするとよいでしょう。
- たくさんほめる
- エプロンや道具を使う
- お手伝いをテーマにした本や映像を見せる
まとめ & 実践 TIPS
幼児期のお手伝いはメリットがたくさんあります。自己肯定感や達成感などの「お手伝いのメリット」を把握し、「幼児におすすめの掃除」を試してみましょう。さらに「やる気アップのポイント」を押さえておけば、お子さまも楽しくお手伝いができます。ぜひ家庭で試してみてくださいね。
出典:ベネッセ教育情報サイト あなどるなかれ。お手伝いが育む3つの力
https://benesse.jp/kosodate/201603/20160324-2.html
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