いまさら聞けない?! 小・中学生の親が知っておきたいIT用語≪ツール・機能編≫

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授業や習い事に押し寄せはじめた「オンライン化」の波。しかし、パソコンを使ってのオンライン学習となると「関連用語がよく分からない」という保護者のかたも多いはずです。今回は小・中学生の保護者がぜひ知っておきたい、簡単なIT用語の「ツールや機能」などに関してご紹介します。

今後、お子さま自身も必要になるかもしれない用語なので、この機会にぜひ一緒に覚えておきましょう!

この記事のポイント

知っておきたいIT用語≪身近なツール編≫ 

身近だからこそ、あらためてその意味まで考えることはないかもしれません。しかし「きちんと理解しておく」ことはとても大切。人に説明できなくてもよいので、納得はしておくのがベターです。

・SNS

SNSは「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の略で、インターネットを使った≪会員制のコミュニティサービス≫のことを指します。LINEやフェイスブックなどは会員登録をしたのちログインしていろんな人とやりとりをしますが、これこそがまさにSNSと呼ばれるものです。

動画がメインとなるYouTubeやTikTok(ティックトック)も、広い意味ではSNSとなります。

・エクセル、ワード

文章や表などを作成する場合、よく使われるのがMicrosoftの「Excel・Word」です。こちらはMicrosoft Office(オフィス)という月額・もしくは買い切りのソフトを有料で購入して使うものですが、「開いて閲覧するだけ」であればOffice Viewer(ビューアー)などの無料ソフトをダウンロードすれば見ることができます。

比較的新しいパソコンならGoogleドキュメントやスプレッドシートというものが使え、それを使って閲覧・編集をすることもできます。小・中学校の役員仕事でワードが必要になることもありますが、代用できそうならわざわざOfficeを購入しなくてOK。

・Google Chrome

インターネットで何かを検索するとき、ブラウザと呼ばれる検索画面を開きます。Google Chrome(クローム)はそのブラウザの種類のひとつで、非常に便利なために近年多く使われているものです。便利ですが、なかには「クロームでURLを開いたけど画面が表示されない」という場合もあり、ブラウザをクロームからIE(インターネットエクスプローラー)に変えることで表示されるようになることもあります。

・テキストドキュメント

パソコン上で簡単にメモや文章を書きたい、という場合は、画面を右クリック、新規作成コマンドの中にある「テキストドキュメント」が便利です。データが軽いのでメールへの添付も簡単。下書きとして書いたものをコピーしてメールやワードなどに貼りつければ、そのまま使うことができます。

知っておきたいIT用語≪オンラインツール編≫

オンラインでのやりとりをするときは、専用のツールを使うことになります。現在多く使われているものは基本的にすべて無料で利用できるので安心感も高めです。

・Zoom(ズーム)

会員登録をしなくても、相手から送られてくるURLをクリックするだけでやりとりができるZoomは、高画質で接続環境が安定しているのが大きなメリットです。大手企業のミーティングにも使用されています。スマホアプリもあり、スマホからの参加も可能です。

・Skype(スカイプ)

こちらは無料テレビ電話の元祖として、多くの人に使われてきた定番オンラインツールです。Zoomと違う点はいくつかありますが、大きな違いはSkype通話をする場合、お互いがアカウントを取得する必要があること。

オンラインでの会議や学習というよりも、アカウントを知っている知人との気軽なテレビ電話などに使われるシーンが増えてきたようです。

・Slack(スラック)

米国企業で作られたSlackはテキストをメインとしたチャットツールであり、より「リアルタイム」に近いやりとりをすることができます。カスタマイズの幅が広く使いやすいように工夫しやすいため、現在ビジネスシーンでとても多く利用されています。

・Chatwork(チャットワーク)

こちらも多く使われているチャットツールですが、こちらは日本企業で作られたものです。やることを忘れないよう「タスク」としてメモのように使える機能があるのが大きなメリットで、すべて日本語で直感的に操作しやすいのが魅力的。

・Google classroom(グーグルクラスルーム)

こちらはインターネット上で課題の管理や提出ができる、学校向けのWebサービスです。Gmailアドレスが必要ですが、アドレスがあればスマホやパソコン、タブレットなどのデバイスを選ばず使用可能。使い方はとってもシンプルですが、課題の採点や管理など学校関連の機能が充実しているため非常に便利なサービスです。

知っておきたいIT用語≪オンラインに関する機能編≫

・チャット

メールのように「ボックスに届いたものを確認・返信」するのではなく、ひとつのタイムライン(空間)のなかで、リアルタイムでメッセージをやりとりしてくのが「チャット」です。LINEでは自分がメッセージを送ったタイムラインを相手が確認するとすぐ≪既読≫表示が付き、迅速で効率的なコミュニケーションができます。そのようなチャットでのやりとりをおこなうSlackやChatwork・LINEなどのツールを「チャットツール」といいます。

・ミュート

本来「音などを消す」という意味を持つミュートですが、チャットツールなどの場合は「指定した相手やワードなどが、自分のタイムラインに出てこないようにする」という役割の意味で使われます。どうしても情報量が増えがちな現代は、不要な情報をミュートし、大切な情報だけに集中するのもひとつの手です。上手に使っていきたいですね。

・バーチャル背景

オンライン会議など、カメラを使って「相手と顔を見て会話する」場合、自分の後ろに家の中などが映ってしまいプライベートの露出に繋がってしまうことも。そんなときには、合成で作り出した映像を背景にする「バーチャル背景」が役立ちます。

現在いろんな種類のバーチャル背景を無料でダウンロードできますが、基本的にはZoomやSkypeなど、どんなツールでも利用可能。TPOに合わせて利用したいですね。

まとめ & 実践 TIPS

オンライン学習を始めようと思ったら、設備や環境を整えるためにお金が必要……とはならないのが今の時代です。無料で準備・利用できるのに便利なものはとってもたくさん! ぜひいろんなツールに柔軟に対応して、よりよいオンライン環境作りを目指しましょう。

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