連絡帳を使わないのはもったいない! 我が子専用の育児書にもなるアイテム

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「最近保育園を嫌がる」「何だか元気がない」など、お子さまの様子で気になることはありませんか? そんな時は連絡帳を使ってみてはいかがでしょうか。お子さまの様子を知ることができるだけでなく、子育ての悩みも解決できるかもしれません。

この記事のポイント

連絡帳は専門家と話ができる絶好のアイテム

幼稚園や保育園の先生は、子育ての専門家です。また、日中の子どもの様子を一番近くで見ている人でもあります。保護者のかたの次に、お子さまを知っている人かもしれません。

そんな人が身近にいるのですから、子育てについて相談に乗ってほしいですよね。お子さまの様子もいろいろ聞けるはず。でも、送り迎えの時間は忙しそうで、話しかけづらいという保護者のかたもいるでしょう。

そんな時に活用してほしいのが連絡帳。悩んでいること、不安なことなど、気になっている子どもの様子を聞くことができる、絶好のアイテムです。もし今まであまり使ってこなかったのであれば、今からでも活用してみましょう。きっと、保護者のかたの支えになってくれるはずです。

気持ちもラクになるかも……連絡帳を使うメリット

文章を書くということで、ちょっと面倒な気もする連絡帳。でも、使ってみるとよいことがたくさんあります。

・子育ての悩みを相談できる
連絡帳を書いてくれるのは、保育園や幼稚園の先生。資格を持っている子育てのプロです。保育士という視点から、子育てについていろんなアドバイスをくれるでしょう。子育て経験のあるベテラン保育士であれば、実体験をもとにした詳しい話が聞けるかもしれません。

悩みごとは、保育園や幼稚園のことでなくても大丈夫です。「ごはんを食べなくて困っている」「朝起きられないけど何かよい方法を教えてほしい」など、子育てについてのことであれば相談に乗ってくれるはず。「恥ずかしい」「迷惑かな」と思わずに、悩んだら一度相談してみてはいかがでしょうか。

・子どもの様子を聞くことができる
「最近元気がない」「イライラしている気がする」など、子どもの様子がいつもと違うと心配ですよね。子どもに聞いても解決しないことも多いかもしれません。そんな時は、連絡帳で様子を聞いてみましょう。

「保育園で何か変わったことはないですか?」「お友達と遊べていますか?」など、不安なことを書いてみてください。そうすれば、日中のお子さまの様子をいつも以上に気にかけてくれるはずです。お子さまにどんなフォローをしてあげたらいいかなど、具体的な解決策もわかってくるかもしれません。

・直接話ができない時の連絡手段になる
早朝保育や延長保育などで、担任の先生と直接話ができない保護者のかたもいるでしょう。そんなかたこそ連絡帳がおすすめ。忙しくて連絡帳を書けない時は、お休みの日などにまとめて書いてみてもいいでしょう。

また、直接顔を見て話すのが苦手なかたも連絡帳なら聞きやすいかもしれません。他の人に聞かれたくない内容も、担任の先生だけに伝えることができます。

交換日記にはしないようにご注意を

園によって、連絡帳の使い方は異なると思います。毎日書かなければならない園であれば問題ありませんが、そうでない場合は使い過ぎないように注意しましょう。

悩みだけでなく、嬉しいことや楽しいことなど、ついついたくさん書きたくなってしまう時もあるでしょう。お子さまのことを知ってほしい気持ちは、きっと皆さん同じです。でも、先生も忙しい時間の合間をぬって書いてくれていることを忘れないようにしましょう。

もしお返事がいらない内容の時は「返事はいりません」と一言添えてあげるといいかもしれません。そうすると、先生もサインだけで返しやすくなります。また、先生が書いてくれた内容に対しても、返事を書かない時は「見ました」とわかるサインを書いてあげるといいでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

せっかく手元にある連絡帳なので、上手に活用していきましょう。一方的な育児書と違い、具体的にその子だけのアドバイスを聞ける素晴らしいアイテムです。言い換えれば、わが子専用の育児書になってくれるかもしれません。


大きくなってから読み返せば、きっといい思い出になります。もし悩んでいることがあれば、一度連絡帳を書いてみてはいかがでしょうか。

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