イヤイヤ期、好き嫌い……幼児期の食事は味だけでなく見た目を気にしてみよう

さまざまな理由で「食べない」子ども。なんとか食べてもらおうと、工夫を凝らしている保護者のかたも多いでしょう。せっかく作ったのに食べてくれないと悲しくなりますよね。そこで今回は、お子さまが食事を進んで食べてくれるようになる方法をご紹介します。コツは、調理以外に目を向けてみることです。

この記事のポイント

子どもの食事、どうする?親は毎日悩んでしまうもの

好き嫌いやイヤイヤ期、食べムラ、食べ歩き……。子どもの食事にはさまざまな悩みがあります。「たくさん食べてほしい」「苦手なものを克服してほしい」という思いとは裏腹に、子どもはなかなか食べてくれません。

家庭によって悩みは違えども、目指すことは同じではないでしょうか。それは、お子さまが「食べたい!」という前向きな気持ちになってくれること。そのためには、味以外にも注目してほしいことがあるのです。

大事なのは味だけじゃない!見た目や環境も工夫して

今回は、味以外で工夫してみてほしいことを具体的に紹介します。

・食事環境を整えよう
まずは、食事に集中できる環境を作りましょう。おもちゃが散らばっていたりテレビが付いていたりすると、気が散って食べる意欲も半減してしまいます。

片付けるのが難しい場合は、子どもの視界に入らないようにするだけでもOKです。座る位置を変えたり、テーブルを移動したりしてみましょう。また、足が床につかずにブラブラしているのも、集中力が続かない原因になります。積み木や雑誌を置いたりして、足をピタッと安定させてあげましょう。

・好きな食器を用意しよう
好きなキャラクターのイラスト、可愛いお花柄など、お子さま好みの食器にするだけで食べる意欲が高まることもあります。一緒に買い物に行って選んでもいいでしょう。

また、箸に興味を持ちだしたらぜひ使わせてあげてください。「ママやパパと同じように食べてみたい」と思っている子どもも多いです。スプーンとフォークも一緒に出して、お子さまに選ばせてあげましょう。上手に持てなくてもOK。危険のないように注意して、お子さまの「やりたい!」を尊重してあげてください。

・可愛い形に切ってあげよう
苦手な野菜は、小さく刻むことが多いでしょう。でも、どんなに小さくても子どもは気づいてしまうことがあります。それならいっそ、そのまま出してみてはいかがでしょうか?

おすすめは、子どもが興味を持つ形にすることです。カレーのにんじんを星形やハート形に。ピーマンをお花型にして、花畑サラダに。クッキー型を使えば簡単に型抜きができます。隠すのではなく、あえて見せる方法で苦手を克服してみましょう。

・お弁当箱に詰めてみよう
家事に育児に忙しい中、調理に時間をかけられない日もあるでしょう。そんなときにおすすめのアイテムが、お弁当箱。いつものおかずを、お皿ではなくお弁当箱に詰めるだけです。これだけでも特別感が出て、気分が変わります。

可愛いピックを刺すだけでもOK。忙しいときは、こんな方法も試してみてください。

・食べきれる量だけ盛ろう
「いっぱい食べてほしい」という思いから、ついつい大盛りにしてしまうことも多いでしょう。実はこれが逆効果になっている可能性もあります。

子どもの食事は「確実に食べきれる量」を盛るのがおすすめ。どんなに少なくてもいいので、「食べきった」という経験をたくさん積ませてあげましょう。そうすることで自信がつき、食べる意欲につながっていきます。もし足りなければ、おかわり形式にすればOKです。

・お手伝いをしてもらうとよりGOOD!
自分で料理をすると、それだけ食事に興味がわきます。玉ねぎの皮むき、トマトやピーマンのヘタ取りといった簡単なことでいいので、ぜひお手伝いをしてもらいましょう。サラダを盛り付けたりするのも楽しそうですね。

お皿を運んだり箸を並べたりというお手伝いも、危険がなければどんどんやってもらってください。「これ僕が用意したんだ」「私が作ったサラダ!」と会話も弾み、食事が楽しい時間になります。食べる意欲も高まっていくことでしょう。

時間を区切って「おしまい」にすることも大事

どんなに工夫しても、立ち歩いたり席を立ったりすることはあるでしょう。そういうときは、「じゃあ、これでおしまいね」と終わりにすることも大切です。あとから「やっぱり食べる」と言っても食べさせません。泣いてしまうかもしれませんが、ここは心を鬼にして。

きちんと時間を区切ることで、「席を立ったら終わり」ということが理解できてきます。ダラダラ食べることもなくなり、食事の時間に集中できるようになるでしょう。ときには毅然とした態度をとることも大事です。でも、叱るのではなく「お約束したよね」と静かに冷静に話してあげましょう。

まとめ & 実践 TIPS

食事で大切なのは、楽しむことです。叱られてばかりの食卓は、子どもだけでなく大人もいやな気持ちになりますよね。「できないこと」ではなく、「できたこと」に注目してあげるようにしましょう。


「お皿が上手に持てるね」「イスに座れたね」と、当たり前のことでもいっぱい褒めてあげてください。それが積み重なれば自信になり、食べることへの意欲も高まっていくでしょう。食事の時間が、笑顔あふれる楽しい時間になるといいですね。

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