子育てサロンとは?対象年齢や気になる内容をご紹介!

赤ちゃんを育てているかたなら、「子育てサロン」という言葉に一度は聞き覚えがあるかもしれません。地域の情報誌や掲示板などで見かけることもあるかと思います。
子育てサロンとはどういった場なのでしょうか。また参加のしかたや対象年齢はどうなっているのでしょうか。今回は気になる子育てサロンの基礎知識についてご紹介します。

子育てサロンとは?

子育てサロンとは、子育てをしている保護者やそのお子さまが同じような仲間と交流できる憩いの場です。子育ての悩みを相談できる保護者どうしの仲間づくりとお子さまの遊び場づくりを目的としています。地域の社会福祉協議会や民生委員、主任児童委員、ボランティアなどが地域の集会所を借りて運営している点が特徴です。

子育てサロンでできることは?

子育てサロンではどのようなことができるのでしょうか。以下で主な内容をご紹介します。

◆交流

保護者どうしが自由に交流したりお子さまを遊ばせたりできます。保護者やお子さまが地域の友だちをつくれるチャンスです。

◆相談

子育てサロンのスタッフに育児の相談ができます。身近に悩みを相談できる場所があると安心ですよね。

◆健康相談

子育てサロンに栄養士や看護師、保健師などが来る日には、健康相談にのってもらえます。講座が開かれる子育てサロンもあるため情報収集をしたい人はチェックするといいでしょう。またベビーマッサージが受けられる子育てサロンや、身長や体重が測れる子育てサロンもあります。

◆アクティビティー

ゲームや手遊びのほか、絵本の読み聞かせやリトミックなどのアクティビティーが設けられていることがあります。なかには夏にプール遊びができる子育てサロンもあります。幼稚園や保育園に行く前のお子さまが楽しく社会性を身につけられる場となるでしょう。

◆イベント

七夕祭りやクリスマスなど季節の行事のほか、お誕生日会などのイベントを適宜開いている子育てサロンが多いです。季節を感じながら自宅ではなかなかできない大人数でのイベントを体験できます。

◆一時預かり

お子さまの一時預かりをしてくれる子育てサロンもあります。スタッフがそばにいてくれるため安心です。保護者が子育てから離れてリフレッシュしたいときにも便利です。

◆プレ保育園

保育園見学ができたり、プレ保育園体験ができたりする子育てサロンがあります。お子さまを突然保育園に入れることが不安な場合は利用してみてはいかがでしょうか。

対象年齢や参加方法は?

子育てサロンにはどのように参加すればいいのでしょうか。参加資格や方法について以下で見ていきましょう。

◆対象年齢、参加資格

対象年齢は0~3歳としていることが一般的です。お子さまが異なる年齢のお友だちをつくれる機会になるでしょう。
参加資格は市の住民であることや事前登録をしていることなど自治体や子育てサロンによって異なります。

◆参加方法

地域の広報誌や自治体のホームページなどに開催スケジュールが記載されていることが多いです。曜日と時間、場所をチェックして自由に参加してみましょう。事前登録が必要な場合はサロンに問い合わせたうえで登録を済ませ、参加するようにしましょう。

◆参加料金

参加料金は無料~300円程度で、子育てサロンによって異なります。事前によく確認してから参加しましょう。

子育てサロンで注意すること

多くのお子さまと接することになる子育てサロンでは注意すべきこともあります。
まずお子さまの安全管理の責任はあくまで保護者に委ねられているため、子育てサロン内ではお子さまから目を離さないようにしましょう。特に遊具で遊ぶ際などは注意が必要です。

オムツのままで遊ばせることは、ほかの参加者に不快感を与える可能性があるため控えましょう。お子さまには動きやすいお出かけの服装を着せるようにします。

発熱や発疹、せきなどの感染症の症状がある場合は利用を控えましょう。

お子さまと子育てサロンデビューしよう!

子育てサロンは、保護者が抱えている悩みを共有できる仲間をつくれるチャンスです。
またお子さまも社会性を育みながら楽しく遊べます。最初は緊張するかもしれませんが、ぜひ保護者とお子さまで子育てサロンデビューしてみてくださいね。

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