歯みがきが足りないだけじゃない!?子どもの口臭の原因を正しく知ろう
子どもの口臭を気にするママが結構いるそうです。「子どもなのに口臭!?」と思うかたもいるかもしれませんが、子どもにも口臭はあります。大人の口臭とは違う原因のことも。口臭といえば、大人にとってもデリケートな問題ですが、小学生くらいの子どもにとっても同じくデリケートな問題です。保護者としては気を遣ってあげたい部分ですよね。原因と対策をご紹介します。
口の中の乾燥が原因かも
歯みがきは毎日きちんとしているのに、子どもの口が臭う…保護者としては不安を感じるところですよね。
子どもの口臭の最大の原因といえそうなのが、口呼吸。鼻づまりなどで口呼吸をすることで、口の中が乾燥し、それが口臭の原因になるのです。口が乾いていないときは、唾液が口臭発生菌を抑えてくれています。「子どもの口が臭いな…」と思ったら、子どもがふだん口呼吸していないか観察してみてください。口呼吸している場合は、意識して口を閉じるように、口呼吸しないように促してあげて。
また、口臭を抑えるために、ふだんから唾液が出やすくなるよう、食事の際によく噛むことをおすすめします。よく噛むことで唾液腺を刺激し、唾液が出やすくなる効果があります。
口呼吸の原因を突き止めて対処しよう
子どもが口呼吸をするのは、鼻づまりが原因だと思う人が多いのでは。
しかし、じつは舌や口のまわりの筋肉がしっかりと発達していないことが原因ということもあるのです。この場合、口呼吸が癖になっている場合も。口の周りの筋肉を鍛えて、鼻呼吸へ転換させてあげましょう。口が乾燥しなくなると、虫歯や歯肉炎のリスクが低くなり、口臭も少なくなります。呼吸が楽になることで、あごを突き出すこともなく、姿勢もよくなるとか。
口の周りの筋肉を鍛えるトレーニングはいろいろありますが、口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」とゆっくり発音したり、口を閉じて上唇だけをふくらませる、など。どれも簡単なので、家族でトレーニングするのもいいですね。口呼吸によるドライマウスだけでなく、顔のしわやたるみの防止にも有効なので、ママもぜひ一緒に!
このほか、歯がきちんとみがけていない、もしくは虫歯が口臭の原因になっていることもあります。口臭の原因もちゃんと見極めて対処してあげられるといいですね!