行動できる子どもが育つ 「3つのタイ」の満たしかた

行動できる子どもが育つ 「3つのタイ」の満たしかた今、「行動できる子」を育てることが必要とされているという。そこで役立つのが、アクティブ・ラーニング(「行動できる子」を育てるための学び方)だ。ベネッセ教育情報サイトでは、京北幼稚園園長の川合正氏に、「行動できる子」にするために、家庭でできることを具体的に教えてもらった。***「認めてもらいタイ」「ほめてもらいタイ」「役に立ちタイ」--子どもは「3つのタイ」が大好きです。この「3つのタイ」を活用させる一番簡単な方法は「お手伝い」です。子どもにお手伝いをさせると、時間はかかるし、かえって手間が増えるとお考えかもしれませんが、失敗を繰り返したり、自分なりに工夫してやってみたりすることが、「行動できる子」になる子どもの成長につながるのです。そして、「認める」ことを大切にしてください。言葉はなんでもよいのです。認められたり、ほめられたりすれば、お子さまはもっといろいろなことにチャレンジしてみようと思うはずです。家族でキャンプに出かけるのもよいでしょう。ポイントは、保護者がすべて準備をするのではなく、家族で役割分担をすることです。たとえば、お父さんはウェアを用意する、お母さんは調味料を用意する、子どもにはバーベキューに使う肉を選んでもらうなど、なんでもよいのです。忘れたり、失敗したりしてもかまいません。失敗すればするほど、学びのチャンスができるのです。保護者のかたは、つい我が子のことを否定的にとらえてしまいがちです。これが積み重なっていくと、いざがんばろうという意識があっても、なかなか行動に移すことができません。もちろん、やってはいけないことに対しては、毅(き)然とした態度で叱らなくてはいけません。ただ、人間の意識は常にプラス思考です。誰しも、「勉強したい」という気持ちを持っているのです。そこで否定的な言葉を保護者が発してしまえば、お子さまのやる気もなくなってしまいます。ぜひ、前向きなエネルギーにつながる声かけをして、「行動できる子」を育ててあげてください。

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