夏におすすめ!ポイントをおさえた傷みにくいお弁当レシピ
暑い夏がやってきましたね。お子さまのイベントや部活の日のお弁当を作る際に、気温や湿度があがるこの時期は、食中毒や傷みなどへの注意が必要になります。今回は、傷みにくいお弁当の作り方のポイントと夏にオススメのお弁当を紹介します。
◆豚肉のしょうが炒め煮
材料 ※作りやすい分量にしています
豚肉……60g
たまねぎ……1/4個
赤ピーマン……1/2個
油……適量
A
・しょうゆ……大さじ1
・酒……小さじ2
・しょうが汁……小さじ2
・油……適量
添え野菜:ブロッコリー・ミニトマト
下準備
・豚肉は食べやすい大きさに切り、たまねぎは薄切り、赤ピーマンはせん切りにする。
・Aは合わせておく。
作り方
1.豚肉はAに10分程浸しておく。
2.フライパンに油を熱し、たまねぎ・赤ピーマンを加えしんなりしてきたら、豚肉と漬け汁を加え、汁気がなくなるまで炒め煮する。
ポイント
牛肉などの肉や魚類は、小さめにカットし、しっかり中まで火を通しましょう。
細菌やウィルスは加熱することでほとんどを死滅させることができます。
通常火を通さなくても食べることができるちくわや、かまぼこなどの加工食品も、加熱してから使用すると安心です。
◆オクラとツナのマヨ炒め
材料
オクラ……2本
ツナ……1缶(小)
マヨネーズ……大さじ1
塩・こしょう……適量
作り方
1.オクラはガクを除き、熱湯で柔らかくなるまでゆで、3等分する。
2.フライパンにマヨネーズを熱し、オクラとツナ入れ炒め、塩・こしょうで味をととのえる。
ポイント
食材が温かいままでお弁当に詰めてしまうと、温度や蒸気の水分で細菌が繁殖しやすくなってしまいます。お弁当に詰める際はしっかり冷めてから詰めてあげてください。
卵を使っているマヨネーズは、加熱して使用すると安心です。
◆かぼちゃのごま和え
材料
かぼちゃ……40g
A
・すりごま……大さじ2
・砂糖……小さじ1
・しょうゆ……小さじ1
作り方
1.かぼちゃは3~4cmの角切りにし、熱湯で柔らかくなるまで煮る。
2.Aを合わせ、粗熱がとれた1と和える。
ポイント
野菜の水分や、煮物の汁気などはお弁当が傷む原因なります。
一度ペーパーなどで水気を切ってからお弁当に詰めたり、おかずカップの底にかつお節やすりごまなど、汁気を吸ってくれる物をしいてから詰めてあげるのもポイントです。
◆青のりと白ごまのごはん
材料
ごはん……適量
青のり……適量
白ごま……大さじ1
作り方
1.ごはんに青のりと白ごまを混ぜ合わせる。
ポイント
夏場は青のりやふりかけなど、常温でも傷まない乾物素材をごはんに混ぜるのが安心です。
この時期は炊き込みご飯など、食材から水分が出るものは控えましょう。
ごはんを炊くときに少量の酢や、梅干を入れて炊くと、酢や梅の菌の繁殖を防ぐ効果があり、傷みにくくなります。
お弁当を傷みにくくするには、詰める前に酢でさっとお弁当箱を拭くと効果的です。また1週間に1度は漂白剤などで殺菌してあげるとより安心です。保冷剤や保冷効果があるバックなども使用するのも有効。傷みにくくするポイント、ぜひまだまだ続く暑い季節に活用してみてくださいね。