夏におすすめ!食中毒から守る傷みにくいお弁当レシピ
食中毒が心配な季節。食中毒にならないためには、細菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」に注意が必要になります。「つけない」ためには、お弁当を殺菌効果のある酢でさっと拭くのも効果的。「増やさない」ためには保冷剤などで温度管理を。また「やっつける」ためには、しっかりとした加熱調理がポイントに。今回は、お子さまを食中毒から守る、夏にオススメの傷みにくいお弁当レシピをご紹介します。
◆黒酢あんの鶏つくね
材料 ※つくりやすい分量にしています
鶏ひき肉……50g
れんこん……40g
しその葉……1枚
A
・溶き卵……1/4個分
・酒……小さじ1
・塩……ひとつまみ
・おろししょうが……小さじ1/2
・かたくり粉……小さじ1
油……適量
B
・水……50cc
・黒酢・砂糖……小さじ1
・しょうゆ……小さじ2
・かたくり粉…小さじ1
下準備
・れんこんとしその葉は粗みじん切りにする。
・Bは合わせておく。
作り方
1.挽肉にAを加え粘りがでてきたられんこんとしその葉を加えて混ぜ、6等分にして丸める。
2.フライパンに油を熱し、1を蓋をして4分程焼き、裏返してさらに4分程焼く。
3.2にBを加えつくねにからめながら3~4分汁気がなくなるまで煮詰める。
ポイント
酢や梅干しには高い殺菌効果があり、材料に加える事で傷みにくくなります。
生の肉や魚を使ったまな板などは、野菜を切るものとは別にし、熱湯や漂白剤でお手入れをしてあげると安心です。
◆トマトと卵の炒め物
材料
ミニトマト……3個
たまご……1/2個
油……適量
塩・こしょう……少々
作り方
1.ボウルなどに卵を割りいれ、塩少々を加えて混ぜる。
2.フライパンに油を熱し、たまごを入れかき混ぜながら半熟になったらミニトマトを加え、塩・こしょうで味をととのえる。
ポイント
卵や乳製品はしっかり加熱しましょう。
たまごはサルモネラ属菌に汚染されている可能性があります。半熟などに気をつけ充分に加熱すれば死滅します。マヨネーズやチーズなどの乳製品も、しっかり加熱してから使用してください。
◆ブロッコリーのおかか和え
材料
ブロッコリー……2房
A
・かつお節……大さじ1
・しょうゆ……小さじ1
・みりん……小さじ1
作り方
1.ブロッコリーは熱湯で柔らかくなるまで茹でる。
2.粗熱をとった1をAで和える。
ポイント
暑い時期は水分の多い生の野菜は菌が繁殖しやすいので、お弁当に入れるのはやめておきましょう。
野菜は蒸したり、炒めたり、揚げたりして充分に加熱してから入れると安心。
かつおぶしやゆかりなど、水分を吸収してくれるような食品と和えるとさらに安心です。
◆おにぎり
材料
ごはん……60g
塩……適量
海苔……適量
お好きなおにぎりの具材
作り方
1.温かいご飯に塩を混ぜ、具材を入れて丸型に2つにぎる。
2.市販の海苔パンチなどで顔の海苔を抜き、箸やピンセットを使っておにぎりに置く。
ポイント
食材を直接触ってしまうと菌がついてしまう可能性がありますので、必ずラップを使って握ってください。
◆ウィンナー
材料
ウィンナー……1本
油……適量
作り方
1.ウィンナーの端を切り落とし、断面を6~8等分に切り込みを入れる。
2.フライパンに油を熱し、切り込みが軽く開いてくるまで炒める。
市販の抗菌コートなどを使用すれば、菌の繁殖を抑えられ、お弁当が傷みにくくなります。最近は可愛らしい保冷剤なども売っているので、この時期はお弁当に添えてあげるとより安心です。食べる前には、しっかり手を洗うことも習慣づけて、食中毒を予防しましょう。