子どものトイレトレーニング、みんなの工夫は?

 夏は、トイレトレーニングに適した季節。汗が多く出る夏は、冬に比べておしっこの量が減ります。そのため、おしっことおしっこの間隔があき、トイレに連れていくタイミングを見計らいやすく、また洗濯物も乾きやすいので、失敗のときのストレスも少なめ。始めるなら今、と考えているかたも多いのでは。体験者はトイレトレーニングを行うにあたって、どんな工夫をしたのでしょうか。保護者のかたを対象にアンケートをとりました。


トイレトレーニングの開始時期は2歳~2歳半が多数

 お子さまのトイレトレーニングの開始時期として、もっとも多いのが、2歳~2歳6ヶ月。次いで、1歳~1歳6ヶ月、1歳7ヶ月~1歳11ヶ月でした。
早くから始める場合は、「徐々に慣れさせる」という意向があるようです。もっとも多い2歳~2歳6ヶ月の場合は、幼稚園入園前までにオムツはずれを目指すかたが多いようです。

 


また、トイレトレーニングに要した期間は、4ヶ月~6ヶ月がもっとも多く、次いで1ヶ月~3ヶ月となっています。
今この時期から始めれば、寒くなる前にはオムツはずれが完了しそうですね。

 

 


トイレトレーニングで活用したお役立ちグッズは?

 トイレトレーニングを行う際、多くのかたが使用しているのが、「補助便座」でした。そして、「おまる」「トレーニングパンツ」と続きます。
また、おしっこで濡れると絵が浮かぶトイレトレーニングシートやご褒美シール、きちんとできたらラムネやチョコレートなどのお菓子をあげるという合わせ技も多く見られました。
中でも、ご褒美シールは利用者が多いようです。子どもにとってもシールが日々増えていくという成功の「見える化」は有効なのでしょうね。

まだ小さいお子さまは、自分からトイレへ行く習慣がありません。まずは、トイレへ行くという行為から慣れさせる必要があります。保護者のかたの工夫の中でも、「親がトイレに行くときに一緒に連れて行った」がもっとも多く、「朝起きたときや食事後に、とりあえずトイレに座らせた」が2番目に多い回答でした。まず習慣を身につけることがスタートラインといえそうですね。

 

フリー回答の中でもっとも多かったのは、「座ってできたら、褒める」「とにかくテンションをあげて褒めまくった」など、褒めること。褒めてあげることは、お子さまにとっての成功体験です。それを積み重ねていくことが自信につながっていくはず。

 

その他のフリー回答としては、

 

・2時間ごとに「おしっこ行く?」と聞いて、もらす前にトイレに行かせるようにした。

・失敗してもイライラしない。パンツをたくさん用意した。

・トイレの壁に、好きなキャラクターのイラストを貼ったり、動物園の園内案内図を貼って、トイレは楽しいと思わせた。

・漏らしてもいいから、とりあえずパンツをはかせた。漏らした時の気持ち悪さを感じさせるため。

 

など。お子さまの性格なども考慮しながら、工夫してあげるとよいかもしれません。
なにはともあれ、褒めてあげること。これは、お子さまにとって一番効果があることなのではないでしょうか。

 

 

【アンケートについて】

■調査地域:全国

■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた

■調査期間:2015年4月20日~2015年5月4日

■調査手法:「Yahoo!クラウドソーシング」におけるWebアンケート

■有効回答数:2,676名

 


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